プロサウナーが選んだ、いま行くべき全国の「サウナ施設」

疲れたり、ストレスがたまったときにサウナで汗をかくと、体の芯からリフレッシュできますよね。そんなサウナは約1,500年前に北欧のフィンランドで生まれたと言われています。

そしていま日本では熱烈なサウナファンを「サウナー」と呼び、サウナで体も心もきっちりリフレッシュできたことを「整えた」というほど、サウナ人気が高まっているそう。

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そしてこの度、TTNE株式会社が11月11日の「ととのえの日」に、プロサウナー達の審査により選出された「今行くべき全国のサウナ施設」上位11位を表彰する、サウナ界のミシュランSAUNACHELIN(サウナシュラン)2018」を発表しました。さっそく、TOP5までをご紹介します。

第5位 marushin spa(マルシンスパ)/東京都渋谷区


まず、第5位には東京都渋谷区にある「marushin spa(マルシンスパ)」が選ばれました。ここは、「天空のアジト」と呼ばれる男性専用のサウナ移設です。

特徴は「ロウリュ」と呼ばれる蒸気を浴びる蒸気浴ができること。「ロウリュ」とはフィンランドの言葉で、ロウリュには森の魂が宿る神聖なものと考えられているそうです。

現在、日本で普及しているサウナのほとんどは「高温ドライサウナ」という蒸気の少ないものが多いそうです。このため室内は100度程度の高温になり、体に負担がかかります。これに対し、マルシンスパはサウナストーンに水をかけ、そこから立ち上る水蒸気をロウリュで楽しめるため、80度程度の負担が少ない温度が維持できるそうです。

第4位 ニコーリフレ/北海道札幌市


第4位には北海道札幌市の「ニコーリフレ」がランクインしました。ニコーリフレは札幌市にあるビジネスホテルです。しかし、このホテルは館内にあるスパサウナ(温浴と水風呂に交互に入ること)がウリといっても過言でないほど、サウナ好きに人気があります。

ここもロウリュ方式を導入していますが、北海道初の「水素風呂」が話題になっています。「水素風呂」とは、水素を発生するサウナです。

第3位 ニューウイング/東京都墨田区


第3位には東京都墨田区錦糸町にある「ニューウイング」がランクインしました。ここはサウナとカプセルホテルが一緒になった施設です。


同施設のサウナの特徴は「ボナサームサウナ」を導入していること。ボナサームサウナとは、ベンチ下に配置したボナサームヒーターで室内を加熱し、香花石に水をかけるシステムのことです。これで室温80~90度湿度15~20%となり、空気のバランスが最適になります。

また、香花石はサウナストーンに最適だと言われており、熱に対する耐久性や強度が強く、加熱すると遠赤外線を発します。そのため鼻や喉への刺激が心地よく、疲れやストレスが一気に解消されたように感じるそうです。

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