待ってろよニッポン。外国人がわざわざ目指す意外な観光地ランキング

第1位 伏見稲荷大社/京都府京都市

伏見稲荷大社 image by: Shutterstock.com

1に輝いたのは伏見稲荷大社でした。こちらは5年連続で1位を獲得する人気っぷりで、口コミでも高く評価されていることがわかります。

全国の伏見稲荷神社の総本社と言われ、連なった赤い鳥居はあまりにも有名ですよね。

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2018年6月時点で、伏見稲荷大社に寄せられた口コミ数はなんと2万件超え

そのうち7割近くが外国語の口コミとなり、英語スペイン語中国語など25言語以上で口コミが寄せられています。

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千本の鳥居が続く光景は他の国にはない日本だけの光景ですね。

京都駅から2駅で歩いてすぐというアクセスの良さも、人気につながっているのかもしれません。まさに日本を代表とする観光地と言えるのではないでしょうか。

第2位 広島平和記念資料館(原爆ドーム、広島平和記念公園)/広島県広島市

第2位は広島県にある広島平和記念資料館です。原子爆弾によってもたらされた悲惨さを物語る資料が数多く展示されています。

音声ガイドの貸し出しもあり、日本語だけではなく英語でも解説を聞くことが可能です。

原爆死没者慰霊碑 image by: StreetVJ / Shutterstock.com

2017年度時点で広島平和記念資料館の入館者数はおよそ173万人。そのうち36万6,779人が海外から訪れています。

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広島市自体の外国人観光客数は、アメリカが最も多く20万6,800人でした。

続いて、オーストラリアから13万6,100人、中国から12万7,000人、台湾から10万900人となっています。

現在、広島平和記念資料館の本館は改修工事中ですが、2019年4月25日からリニューアルオープンです。

  • 広島平和記念資料館
  • 広島県広島市中区中島町1-2
  • 082-241-4004
  • 大人200円/高校生 100円/中学生以下 無料
  • 時期によって異なる。詳しくは公式サイトを参照。
  • 広島平和記念資料館 公式サイト

第3位 宮島(厳島神社)/広島県廿日市市

赤い大鳥居で有名な厳島神社。誰もが一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

大鳥居はなんと奈良の大仏とほぼ同じ高さの16mもあり、樹齢500600年のクスノキで作られています。

宮島の商店街 image by: PaulWong / Shutterstock.com

「日本に行く?宮島に行かない?それはもったいない!宮島の鳥居(門)は、神道の象徴であり、最もアイコニックな建物です」

といった、大きな鳥居に興奮した様子が伺える口コミもありました。

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宮島が位置する廿日市市は、フランスが最多で5万9,745人、続いてアメリカから4万4,940人、オーストラリアから3万1,233人、イギリスから2万4,872人の外国人観光客が訪れています。

廿日市市はプロモーションの一環で、宮島と同じく海に浮かぶ世界遺産モン・サン・ミシェルとコラボレーションを行なっているので、こういった連携がフランス人観光客の増加へとつながっているのかもしれませんね。

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また、宮島では地元の中学生が外国人観光客に対して英語でのガイドを行なっています。

このように地元の方が一貫となった関わりは他の地域に見られない特色と言えるでしょう。

  • 宮島 (厳島神社)
  • 広島県廿日市市宮島町1-1
  • 0829-44-2020
  • 大人300円/高校生200円/小・中学生100円
  • 時期によって異なる。詳しくはHP参照。
  • 厳島神社 公式サイト

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