待ってろよニッポン。外国人がわざわざ目指す意外な観光地ランキング

TRiP EDiTOR編集部

2019/02/09

第4位 東大寺／奈良県奈良市

東大寺は、奈良時代に聖武天皇によって建立されたお寺で、「奈良の大仏」として知られる日本最大の大仏・東大寺盧舎那仏像が鎮座しています。

歴史の教科書や修学旅行の際に見たことのある方も多いのではないでしょうか。

東大寺周辺を訪れる外国人観光客のバスツアーも増加傾向にあります。

「この寺院の大きさと規模は目を見張るものがあります。8世紀に建てられたもので、私の意見では、ヨーロッパで最も壮大な教会のように印象的で魅力的です。絶対見てください！」

という口コミが寄せられ、寺院や大仏の大きさに圧巻される人が多いようですね。

奈良市全体で見てみると、中国、台湾、アメリカから訪れている方が多いようです。

全国の訪日外国人数と比較すると韓国の割合が低く、フランスやスペインから訪れる外国人の割合が高いといった特徴があります。

第5位 新宿御苑／東京都新宿区

東京都でTOP10に唯一ランクインしていたのが新宿御苑でした。新宿御苑は1906年に皇室の庭園として造られ、戦後は国民公園となり、現在のように一般に開放されています。

広さ58.3ha、周囲3.5kmの園内には、整形式庭園、風景式庭園、日本庭園を巧みに組み合わせた庭園を見ることができます。

新宿御苑は近年入園者数が増えており、訪日外国人の増加も影響していると考えられています。新宿御苑の公式サイトは、一部ですが英語表記に対応しているため積極的に訪日外国人を受け入れているのかもしれませんね。

約1万本の木々が生い茂り、四季折々の自然が楽しめます。

春になると桜と一緒に写真を撮っている外国人も多く見受けられます。都内にいながら自然に癒されるので人ごみに疲れたときにぴったりなのかもしれませんね。

第6位 兼六園／石川県金沢市

日本三名園の一つである兼六園は、霞ヶ池をはじめとするいくつもの池、多彩な樹木、人工的に作られた築山など見所満載。

金沢市の中心部にありながら、季節ごとに自然の美しさを楽しめます。

「これらの庭園には美しい古木と風景があります。このエリアを訪れるなら必見です」

といった口コミのように、広大な土地を活かした数々の美しい景観は訪れるべきスポットでしょう。

兼六園の外国人入場者数は、2017年時点で前年比106.5％という結果で、過去のデータによると毎年増加傾向にあることがわかりました。

もっとも多いのは台湾からの観光客で40.9％。小松空港と台湾を結ぶLCCが就航したことの影響もあり、台湾から訪れる方が多いのかもしれませんね。

続いてフランス、ドイツ、イタリア、スペイン、イギリスなどの欧州各国が12.8％、香港が10.9％となっていました。

第7位は日本仏教の聖地。外国人は「宿坊」に興味津々！