中国美女の「日本語教えて」に要注意。知らずに着いていくとそこには…

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2023/12/06

日本でも被害者が後を経たない「振り込め詐欺」や「オレオレ詐欺」。最悪なことに日本でお馴染みとなってしまった詐欺ですが、実は中国や香港など近隣の諸国でも流行しています。

しかも最近では、写真や音声から相手の姿や声をAIが模倣する「ディープフェイク」の精度も上がり、より高度な手法で相手をだます新手の詐欺も増えているのだそう。

自国で詐欺を疑うような場に出くわした場合、周囲の人に確認を取ったり情報も仕入れやすいですが、これが海外にいるときならどうでしょう。

普段は引っかからないような簡単な詐欺にさえ、騙される可能性が高くなる気がしませんか?

そこで今回は、日本在住の外国人にアンケートを実施。母国で流行している「詐欺」について聞いてみました。今回はお隣「中国」の話題をピックアップしてご紹介します。

中国人の「日本語教えて」にご用心

image by:ABCDstockShutterstock.com

まずは、日本人狙いの詐欺について教えてくれたのは、日本在住歴4年目の中国人女性。

「上海の繁華街で日本人相手のぼったくりが数年前から流行しています。 繁華街などで日本人相手に現地の若い女性が『日本語を勉強しているので教えてほしい』などと声をかけられたら要注意。

近くの喫茶店でお茶しましょうと誘われてついていくと、その店でお茶を頼まされて法外な値段を取られます」

image by:Shutterstock.com

日本円で1杯1,000〜1,500円のお茶を数杯飲むように進められ、いつのまにか数万円に。もちろん日本語の勉強をするはずもなく、お土産の茶葉まで高額で買わされてしまうことも。


「もちろんそのお店の人とグルだから、着いていってしまったら支払うまで帰れない。まずは声をかけられても相手にしないこと。どうしても断れない場合はチェーン店など安心できる店を提案して様子をみたり、相手のテリトリーに入らないようにして」

image by:SorbisShutterstock.com

せっかく現地の人と打ち解けたと思っても、気を許すのはもう少し時間をおくのが無難。出会ったばかりなのになにかお願いしてくる人には、国内外問わず注意すべきかもしれませんね。

中華系の超絶美人はフリー素材

image by:Shutterstock.com

出会ったばかりで…といえば、「国際ロマンス詐欺」もいまだに横行しています。

「出会い系サイトで中華系の超絶美人がいたら、ロマンス詐欺を疑ったほうがいい」と話すのは、日本在住歴8年目になる中国人女性。

「プロフィール写真に使われている美男美女はたいていフリー素材だし、電話やメールでやり取りするのはもちろん別人。「身内の不幸」「投資に必要」など、ことあるごとにお金を要求してきます」

image by:NG-SpacetimeShutterstock.com

日本でも近しい手口として「結婚詐欺」などが挙げられますが、ネット上で人を騙すロマンス詐欺とは違い、実際に会えたり付き合っている感覚があるので、違和感なくお金を払ってしまうのはなんとなくわかります。

ですが、インターネットを介しただけの関係に、なぜお金を払ってしまうものなのでしょうか。

image by:StreetVJShutterstock.com

「中国人は日本よりも遠距離恋愛をする人が多いので、会ったことがない人に大金を渡すことに抵抗がなかったり、結婚を約束することまであります。そのぶん騙されやすいんですよね…」

国ごとの恋愛観も詐欺に関係してしまうのが悲しいですね。会ったことのない恋人に金品をせびられたら、まずは会いたいと交渉し、写真がフリー素材かどうか画像検索してみましょう。

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