第1位はどこの街?2025年注目を集める街ランキング【関東版】
4月から通い始める職場や学校に合わせて引っ越すという方も多いことでしょう。新しい土地での暮らしを始めるにあたって、街選びはとても重要ですよね。
そこで今回は、ニフティ不動産が発表した「注目の街ランキング2025 関東版」をご紹介。昨年に比べ、驚くべき順位変動が巻き起こった今回の調査では、みなさんが一体どのような街にどのような理由で注目しているのかが明らかになりました。
関東エリアで注目の街第1位は?

今年関東エリアで注目の街として最も注目されたエリアは「川崎」でした。昨年の調査結果では第2位と惜しい結果になりましたが、今年は見事第1位へとランクアップ。
その主な理由は、交通利便性の高さと住みやすさにあるようです。JR川崎駅周辺は東京都心部へのアクセスが非常に便利で、平日は通勤・通学に、休日はショッピングやレジャー施設を楽しむことができるため、住民のライフスタイルにもメリハリがつきやすい環境が整っています。

また、川崎エリアでは大規模な再開発が進み、都市インフラが整備されています。このエリアでは、家賃相場が比較的リーズナブルでありながら、商業施設や公共施設も充実しており、特にファミリー層や働く世代から強い支持を受けています。加えて、川崎駅周辺の物件情報数が豊富で、住み替えを検討するユーザーからも高評価を得ています。

次に注目すべきは、東京23区外周のエリアの躍進です。特に「三鷹」(8位→3位)、「荻窪」(6位→4位)、「葛西」(9位→6位)などが大きくランクアップしました。
これらのエリアは、リモートワークの普及や家賃の高騰などが背景となり、都心から少し離れた静かな生活環境を求める人々に人気があります。
「三鷹」や「荻窪」などは、都心へのアクセスも良好で、緑豊かな環境や静かな住宅街が魅力です。また、「葛西」では、生活費を抑えつつも日常的に便利な施設が充実しており、特に若い世代やファミリー層にとっては、住みやすさを重視する選択肢となっています。
1位~10位までの結果はこちら↓

千葉県と埼玉県を比べてみたら…

千葉県と埼玉県の比較では、千葉エリアがランクアップの勢いを見せています。「浦安」が23位から20位に、「船橋」が35位から29位と順位を上げ、注目度が高まっているのが伺えます。
特に「浦安」は、ディズニーランド近くの立地や、都心部へのアクセスの良さが評価されており、生活の利便性が非常に高いとされています。
そして「船橋」は、都心部への通勤の便に加え、ショッピングモールやレジャー施設が豊富にあり、家賃が比較的リーズナブルな点が魅力となっています。

一方、埼玉県からは「大宮」(20位→14位)や「西川口」(15位→19位)「蕨」(21位→27位)などの6エリアがランクインしていますが、昨年よりも順位を下げた街も目立つ結果となりました。
順位を上げた「大宮」は、再開発が進み、タワーマンションや大型複合施設が登場し、都市的な利便性と郊外の落ち着いた環境を兼ね備えています。都心部へのアクセスも便利で、住環境が快適であることから、非常に人気の高いエリアとなっています。
11位~40位までの結果はこちら↓

交通の利便性で人気を集める地域が多い茨城県

茨城県のエリアを見てみると、「水戸」(72位→38位)と「つくば」(81位→49位)の順位が急上昇していることから、昨年に比べ多くの方が注目していることがわかりました。
特に「つくば」は、学園都市として有名で、教育機関や研究施設が多く、特に子育て世帯に人気があります。つくばエクスプレスの開通により、東京へのアクセスも格段に向上し、今後さらに注目を集めることが予想されます。

同じく順位を一気に上げた「水戸」についても、交通の利便性向上や生活環境の整備が進み、より住みやすい街として評価が高まっているようです。
茨城県は全体的に生活コストが安く、自然も豊かで、子育て支援にも積極的に取り組んでいるため、特に若い世代やファミリー層に人気が集中しています。
41位~70位までの結果はこちら↓

急上昇エリアと急降下エリアの著しい違いは?

今回のランキングでは、急上昇エリアと急降下エリアが顕著に分かれています。急上昇したエリアには、駅周辺に新たな商業施設や観光スポットが増えている「亀有」や「大塚」など、再開発が進む地域が多く見受けられます。
また、湘南エリアや茨城エリア(「平塚」「藤沢」「水戸」「つくば」)などは、自然環境と都市機能が調和していることから、特に若年層や子育て世帯に高い評価を得ています。
一方、都心回避の傾向が強まる中で、かつて人気を誇った「目黒」や「中目黒」、「恵比寿」などは順位を下げており、家賃高騰の影響が大きいことが伺えます。
今後は、住みやすさや利便性を重視する傾向がさらに強まると考えられ、急上昇エリアへの注目が高まるでしょう。
71位~100位までの結果はこちら↓

関東エリアの「注目の街ランキング2025」では、交通利便性や住みやすさ、再開発の進展などが評価されるエリアが多くランクインしました。特に「川崎」の1位獲得は、交通の利便性と住みやすさを兼ね備えた地域として注目されていることを示しています。
また、都心回避の傾向が強まる中、23区外周エリアや郊外エリア、さらには茨城や千葉、埼玉などが注目を集め、住みやすいエリアとして注目されています。急上昇したエリアでは、再開発や生活環境の整備が進み、住民のライフスタイルに良い影響を与えていることがうかがえます。
今後も、住みやすさや生活コストを重視した街選びが求められる中で、これらの地域がさらに注目されることになるでしょう。
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