くしゃみとはもうサヨナラ。花粉を避けられる「避粉スポット旅行」のススメ

年を越して2025年がスタートしたと思いきや、早くも春シーズンとなりました。だんだんと暖かい日々が増え、ぬくぬくと暖まりたいところですが、春といえばあの時期がやってきます。

そう、花粉です…。毎年この時期になるとくしゃみ、鼻水、目のかゆみに悩まされる方も多いのではないでしょうか?週末の天気のよい日でも、外を出歩くのもためらってしまいますよね。

そんな方にお勧めしたいのは、避粉地(ひふんち)への旅!ティッシュもマスクも手放し、思いっきり旅を楽しめるエリアをご紹介します。

「避粉地旅行」って?

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へ、へくしょん!毎年春の訪れとともに多くの人を悩ませる花粉症。日本では約60種類もの花粉アレルギーが報告されていますが、なかでも最も多いのがスギ花粉症といわれています。

スギ花粉は晴れて気温が高い日、空気が乾燥して風が強い日、雨上がりの翌日や気温の高い日が2〜3日続いたあとが特に多くなります。

とくにここ数年では、戦後に植えられたスギの木が大きく成長し、花粉生産能力が高い状態になっていて、温暖化の影響で花粉が多く産生されるようになっているのだとか…。

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関東地方では2〜4月にスギ花粉、3月下旬〜4月上旬はヒノキ花粉の飛散がピークとなります。お出かけしたくなる陽気な春なのに花粉がたくさん飛び舞っているのです。でもこれ以上、花粉症に悩みたくないですよね。

そこで注目されているのが「避粉地」です。避粉地とは、花粉を避けることのできる場所を意味します。

スギやヒノキの花粉によってくしゃみや鼻水などの症状が発生しますが、これらの木が生えていないところへ行くと、花粉が飛んでいないため快適に過ごすことができるのです。


花粉症の人にとっては、まるで楽園のような場所ですよね。では花粉を避けられる避粉地はどんな場所があるのでしょうか?

「沖縄県」は花粉症と無縁!?

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まず紹介するのは暖かい気候が特徴的な沖縄県から。

環境省では「花粉情報サイト」を設置し、花粉飛散量の予測や観測などについて情報を更新しています。実際に観測値のデータを見てみると、沖縄県の花粉飛散データは掲載がありません。どうしてなのでしょうか?

なぜなら沖縄県にはスギの木がほとんど存在しないからなのです。

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亜熱帯に属する沖縄県は本土と植生が大きく異なるため花粉症の方にはぴったりの旅行先といえるでしょう。旅行会社も「スギ花粉疎開ツアー」などと銘打って企画するなど、避粉地としても有名です。

砂山ビーチ(宮古島)image by:Shutterstock.com

特に宮古島は3〜4月の気温が20度を超え、暖かくて過ごしやすい気候が特徴的。真っ白な砂浜に透明度抜群の海に癒されること間違いなしですね。

宮古島の特産品 image by:宮古ライブラリー

その他にも宮古島にはマンゴーや泡盛、宮古焼きといった特産品も多くあり観光地としても人気の高いエリアなのです。

沖縄県で花粉を忘れてゆっくり楽しむのもよいですが、実は東京都にも避粉地が存在するのをご存じでしょうか?東京で花粉とおさらばできる場所もご紹介します。

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