江戸時代からの憧れの地も。満足度の高い日本の「神社仏閣」10選
日本人にとって馴染深い、各地にある寺社仏閣。それぞれに由来やご利益がありますが、実際に訪れてみて、一番よかったと思われている寺社はどこなのでしょうか。
そしてこの度、総合旅行プラットフォーム「エアトリ」が、10代~70代の男女883名を対象に「平成最後の年越し・初詣」に関する調査を実施しました。
今回はこの調査の「今までに行った中で最も良かった日本の寺・神社ランキング」から、満足度が高い神社仏閣TOP10をご紹介します。
第10位 太宰府天満宮/福岡県
ランキング第10位は福岡県「太宰府天満宮」です。かの有名な菅原道真公(菅公)をお祀りしている神社ですね。全国1万2,000社の「天神さま」の総本社でもあります。
菅公は「学問の神様」としても崇められていていることから、受験シーズンには多くの人を集めています。また、縁結びの神としても親しまれています。
太宰府天満宮の見どころの一つが「御神牛」と呼ばれる牛の像です。この像の撫でた部分の病気が治り、頭を撫でれば賢くなるとされています。
第9位 永平寺/福井県
9位は福井県の永平寺となりました。永平寺は道元禅師を開祖とする曹洞宗の大本山として700年以上の歴史を持ち、多くの僧侶の方が集う修行の寺でもあります。
木々に囲まれ、しずかで、引き締まった雰囲気の33万平方メートルの敷地には、「七堂伽藍」という回廊で結ばれた7つの伽藍を中心に70を超える堂と楼閣がひしめくような形となっています。
一般の方でも申し込めば朝の「おつとめ」に参加することも可能です。
第8位 浅草寺/東京都
8位にランクインしたのは、東京都の「浅草寺」です。浅草寺は雷門、仲見世通りというという日本を代表するアイコンをもち、日本だけでなく、世界各地から人を引き寄せており、江戸期以降、日本有数の観光馳として栄えています。
雷門から入り、仲見世を進んでいき、高さ20mを上回る宝蔵門を抜けると境内です。正面には本堂(観音堂)、左手には1973年に再建された五重塔が置かれています。また、境内には同時の本院である伝法院も置かれています。
第7位 成田山新勝寺/千葉県
7位にランクインした千葉県「成田山新勝寺」は「成田のお不動さま」として知られ、芸能人、スポーツ選手、力士など行う豆まきでも有名です。
新勝寺は真言宗智山派の大本山のひとつで、平将門の乱後の揺れる関東の地を抑えるため、不動明王のお告げにより成田に開山したとされています。
第6位 日光東照宮/栃木県
6位には栃木県の「日光東照宮」がランクインしました。日光東照宮は江戸幕府初代将軍・徳川家康を神格化した東照大権現(とうしょうだいごんげん)を祀っています。
日本を代表する世界遺産「日光の社寺」の中でももっとも有名な神社として知られており、境内には国宝8棟、重要文化財34棟を含む55棟の建造物が並んでいます。
全国各地から集められた名工により、建物には漆や極彩色がほどこされ、柱などには数多くの彫刻が飾られており、その美しさはまさに圧巻です。