日本と韓国は似ている? 世界のちょっとヘンな「二日酔い」解消法


あの「クセが強い」食品が効く?オーストラリア驚きの二日酔い解消法

VB(ヴィービー)image by: gmstockstudio / Shutterstock.com

オーストラリアはビールの種類が豊富で、VB(ヴィービー)という銘柄のビールが有名なんだとか。ちなみに上述した「世界のアルコール消費量 国別ランキング」によると、オーストラリアの年間アルコール消費量は9.71リットルでは第26位という結果に。

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「オーストラリアでは、体調不良と話すと必ず『ベジマイト』のサンドイッチを勧められます。これは二日酔いの時も例外ではありません。夫も二日酔いした日の朝食として必ずベジマイトサンドイッチを食べています。朝食を食べた後、ちょっと休めば昼くらいには体調が良くなり復活しているので、意外に効いているのかもしれませんね。他にも、オーガニックのハーブティーもみんな良く飲んでいるイメージです。」(オーストラリア在住/女性)

ベジマイト image by: Sheila Fitzgerald / Shutterstock.com

「理由はわかりませんが、オーストラリアでは二日酔いの時にベトナム料理の『フォー』を食べる人が多いです。周りの人が食べていたので、私も試してみたのですが、確かにあっさりしているので、食欲がない時の朝ごはんとして食べるのに最適なのかもしれません。」(オーストラリア在住/男性)

フォー image by: Shutterstock.com

「ベジマイト」は、その強いクセから好き嫌いが激しく分かれるオーストラリア伝統の発酵食品。オーストラリアでは非常にポピュラーな食べ物ですが、日本人は苦手だという人が多いみたい。海外の人が「納豆」に抱えているイメージと同じなのかもしれません。発酵食品なので身体には良さそうですが、独特な風味があるので苦手な人が食べると逆効果かも。

そして、なぜか食べられるという「フォー」。理由は定かではありませんが、確かにさっぱりとしていて、二日酔いの朝に食べる麺料理としては向いているのかもしれませんね。

意外に合理的!タイの二日酔い解消法

タイと言えば獅子の絵のSINGHA(シンハー)や、像さんの絵のChang(チャーン)を思い浮かべるのではないでしょうか。タイ料理屋さんでよく見かけますよね。さっぱりとした味が特徴的で、暑いときでも飲みやすいイメージがあります。では、タイではどのような二日酔い解消法があるのでしょうか?

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「タイでは二日酔いの時に朝冷たいシャワーをあびてアタマをシャキッとさせ、その後『ジョーク』というトロトロに煮込まれた熱いお粥を食べます。熱々な上に、千切りの生姜入り我入っているのでかなり汗をかきます。」

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「その後『スポンサー』というスポーツドリンクを飲んで、汗をかいた分の水分を補給します。日本人的な感覚からすると、汗をかいた後シャワーをあびた方が良いのではないかと思うのですが、このルーティンでお昼にはお酒が抜けてスッキリしますよ。」(タイ在住/女性)

ジョーク image by: Shutterstock.com

「私が二日酔いの時に食べているのは、タイの屋台で出てくる香辛料の効いた辛めの麺料理です。日本でラーメンを食べるように、やはりお米系の食事よりも麺のほうが食べやすいんですよね。」(タイ在住/男性)

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「バンコク在住ですが、こちらの人は二日酔い防止のために『Wakie』というカプセルを飲酒前に飲みます。本来飲んだ後にも飲むらしいのですが、飲む前だけでも十分効果があるのだそう。また、二日酔いの際には『ヘチマ』を食べると効果があると、現地ではよくいいます。」(タイ在住/女性)

ヘチマ料理 image by: Shutterstock.com

シャワーやお風呂で汗をかき、温かい物を食べ、水分を補給して休む。タイでは比較的日本と同じようなの二日酔い対策が取られているようですね。「ヘチマ」は、日本であまり食べられることはありませんが、果たして二日酔いに効くのでしょうか。

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