日本国内には、光と緑のコントラストが美しすぎる千葉県の「濃溝の滝」や、絶景の雲海スポットである兵庫県の「竹田城」など、神秘的といわれる観光スポットが数多く存在します。
しかし目を世界に向けてみると、私たちの想像だにしなかった壮大で神秘的で、「別世界のような」という表現がぴったりの観光スポットが多々あります。
最近では新型コロナウイルス感染症の影響で、以前のように海外旅行に出かけられない状況が続いていますが、どこも写真で楽しめる場所ばかり。今回は世界の絶景のなかでも、一生に一度は訪れてみたい厳選スポットを一挙ご紹介します!
目次
- 1ウェーブロック/オーストラリア
- 2テカポ湖/ニュージーランド
- 3バイカル湖/ロシア
- 4アイ・ペトリ山/ウクライナ
- 5カッパドキア/トルコ
- 6モノ湖/アメリカ
- 7アンテロープキャニオン/アメリカ
- 8イエローストーン国立公園/アメリカ
- 9ホワイトポケット/アメリカ
- 10ナイカ鉱山/メキシコ
- 11レンソイス・マラニャンセス国立公園/ブラジル
- 12地獄の門/トルクメニスタン
- 13ウユニ塩湖/ボリビア
- 14ダロール火山/エチオピア
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- >>>ユウウツをふっとばせ。癒しの絶景「緑の世界」を探す旅
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
ウェーブロック/オーストラリア
西オーストラリアのハイデンという町近くにある「ウェーブロック」は、パースから約350kmと離れていますが、日帰りで行ける場所にあります。
このウェーブロックは独特な巨大な波のような奇岩が有名で、これらは長い年月をかけ風雨などの侵食により生まれました。
その岩の大きさは長さ約110m、高さが約15mもあります。太陽の加減によって、さまざまな表情を見せるウェーブロックを楽しめるのが特徴です。
テカポ湖/ニュージーランド
ニュージーランドにある「テカポ湖」といえば、世界的にも美しい星空が有名ですが、日中に見られる青緑の湖の風景も見劣りをしません。この青緑色の湖は、「ロックフラワー」と呼ばれる氷河によって削られた岩石の粉が水に溶け込んでいます。
日の光によって、湖の水の色も変わっていくので、その移り変わりを眺めるのも最高です。さらに、夏に湖周辺に咲き乱れるルピナスの花も見事。
またこのテカポ湖を有名にしたのは、世界一美しいといわれる星空です。テカポ湖周辺は晴天率が高く、空気も澄み星空観測に絶好の場所でもあります。
さらにこのテカポ湖では、南極上空で発生する「南天オーロラ」がよく見られる場所でもあり、その幻想的なオーロラと星空とのコントラストはこの世のものとは思えないくらいです。
バイカル湖/ロシア
ロシアが誇る神秘的な湖「バイカル湖」。こちらはロシアの南東部にある三日月型の湖です。
湖の面積も深さもアジア最大を誇り、なんと面積は琵琶湖の約46倍で冬には氷の湖に変身を遂げます。またバイカル湖は塩分が多い湖でもあります。
バイカル湖の美しさを特徴づけるのが、湖水の透明度が高いということで「シベリアの真珠」ともいわれています。
その美しさの一方で、その湖の下には内戦によってソビエド政府の弾圧から逃れた人たちの約25万人もの死者が眠っているといわれています。
アイ・ペトリ山/ウクライナ
ウクライナのクリミア半島にある「アイ・ペトリ山」は高さ約1,200mを誇ります。
なんと頂上には雲の上に十字架が!まさに崖の上にあり、さながら天国のような情景となっています。
アイ・ペトリ山の頂上までロープウエイで行くことができますが、頂上に近くにつれ、切り立った崖を上がっていくようになり、心のボルテージはどんどん上がっていきます。
そして何といっても、その十字架が設置されている場所に辿り着くのに、交通手段は2つの橋だけ。その橋を渡った先に、あの天国の十字架が待っているのです。
カッパドキア/トルコ
トルコの首都アンカラの南東にある標高1,000mを超えるアナトリア地方の奇山地帯。この「カッパドキア」は世界遺産にも登録されています。
地層が重なり、風雨で侵食され生み出されたキノコ型の岩や巨岩がそびえる景観は、地球が何万年もかけて作り出した、まさに自然の驚異といえるでしょう。世界を見てもこのカッパドキアの不思議さは際立っています。
このカッパドキアには迫害を逃れたキリスト教徒が生活をしており、洞窟教会や地下都市を作り上げました。美しい風景と人間が作り出した空間の両方を楽しむことができるでしょう。