冬真っただ中、お風呂好きの日本人が、とにかく「温泉」を恋しく思う季節です。かじかんだ体でゆっくりと温泉につかり、日ごろの疲れや寒さを癒すのは最高です。
そんな究極の癒しでもある温泉、せっかく行ったからには、「来てよかった!」と心の底から満足してリラックスしたいものですよね。
この度、観光に関する調査・研究、地域振興を行う機関「じゃらんリサーチセンター」が、旅行サイト「じゃらんnet」会員を対象に、温泉地利用に関するアンケートを実施し、「じゃらん人気温泉地ランキング2019」を発表しました。
このランキングは、「全国人気温泉地ランキング」や「全国あこがれ温泉地ランキング」など、さまざまなカテゴリにわけてランキング化しています。
今回はこのランキングの中から、3カテゴリのTOP3、合計9スポットをご紹介します。
全国温泉地満足度3位 「わいた温泉郷」(熊本県)
全国温泉地満足度ランキング3位には、満足度95.3%で熊本県の「わいた温泉郷」がランクインしました。わいた温泉郷は熊本県と大分県にまたがる涌蓋山の麓に点在する6つの温泉エリアです。
車での交通の便が非常によく、気軽に行ける奥阿蘇の秘湯として人気です。数多くの貸切温泉があり、日帰りでも宿泊でも楽しむことができます。
全国温泉地満足度2位 「白骨温泉」(長野県)
続いて満足度95.7%で長野県「白骨温泉」が第2位にランクインしました。中部山岳国立公園区域内にあり、国民保養温泉地にも指定されています。
温泉地の「白骨温泉の噴湯丘と球状石灰石」は、1922年に国の天然記念物、1952年には国の特別天然記念物に指定されています。
また、白骨温泉は古来より「3日入れば、3年風邪をひかない」と言われるほど、効能の高い温泉です。とくに胃腸病に効果が望めるそうで、そのほか内臓疾患、神経性ストレスなどにも高い効果を持つそうです。
全国温泉地満足度1位 「奥飛騨温泉郷」(岐阜県)
そして、全国温泉地満足度ランキング1位になったのは、満足度95.8%の岐阜県「奥飛騨温泉郷」です。
奥飛騨温泉郷は、北アルプスの山々に囲まれた平湯温泉・福地温泉・新平湯温泉・栃尾温泉・新穂高温泉の5つの露天風呂からなる温泉エリアです。天下の名泉といわれる「平湯温泉」をはじめ、5つの異なる温泉を楽しむことができます。