北海道旅行をもっと楽しむ「宗谷岬」エリア人気観光スポット10選【2019】

image by:makieni/Shutterstock.com

日本最北端の地として知られる「宗谷岬」は、日本の最果てを訪れたいと全国から訪れる観光客も多いスポットです。岬には碑や間宮林蔵の立像、祈りの塔など宗谷の歴史にゆかりのあるモニュメントなどが豊富にあります。

今回はそんな日本最北端・宗谷岬の旅を満喫するためにおすすめのスポットを、いくつかご紹介していきます。

宗谷岬/稚内市

宗谷岬」では、宗谷海峡を挟んで約43kmの彼方にサハリンをのぞむことができます。

日本最北端の地の碑があり、北緯45度31分22秒の岬の突端に位置しています。また碑には北極星の一稜をかたどった三角錐がデザインされ、円形の台座は平和を意味しています。年中問わず多くの観光客が記念撮影を行うフォトスポットです。。

北海道旅行定番の撮影スポットの1つなので、訪れた際はぜひここでの記念撮影をおすすめします。なお、ショップで購入できる最北端到達証明書も、お土産として記念にもなり、人気を呼んでいます。

  • 宗谷岬
  • 稚内市宗谷岬
  • 0162-23-6488
  • 定休日:なし
  • 常時開放

間宮林蔵の立像/稚内市

世界地図に唯一日本人の名を残した探検家・間宮林蔵の偉業を称えた立像です。間宮林蔵は日本で初めて日本から樺太にわたって、樺太が島であることを発見した人物でもあります。

宗谷岬に凛々しき立つその姿は、当時の背景を思い起こさせます。この像の制作は、自由美術家協会会員の峰孝氏によるもので、美術的にも価値がある作品のひとつです。

  • 間宮林蔵の立像
  • 稚内市宗谷岬
  • 0162-23-6488
  • 定休日:なし
  • 常時開放

宗谷岬展望台/稚内市

宗谷岬展望台」は、宗谷岬にある展望台で、岬から小高い山を少し登った位置にあります。

岬は風が非常に強いこともあり、展望台で屋内に設置されている展望台なら、風にあおられることなくゆったりと岬周辺や市内や海を見渡すことができます。晴れの日はもちろんサハリンも見られます。


売店の奥には流氷館が設けられ、マイナス30度を真夏でも無料で体感できますよ。

  • 宗谷岬展望台
  • 稚内市宗谷岬
  • 0162-23-6488
  • 定休日:なし
  • 常時開放

宗谷丘陵/稚内市

宗谷丘陵」は日本最北の丘陵地で、なだらかな斜面から形成された特徴ある地形は「宗谷丘陵の周氷河地形」として北海道遺産に登録もされています。

ここは氷河期の地盤の凍結と融解の繰り返しによって生まれた地形で、起伏に富んだ形をしています。過去の山火事により樹木が消失してしまい、今でもこの辺りは気温が上がらず強風が常に吹き付けることもあって、樹木が自生してくることがありません。

宗谷黒牛が放牧され、のんびり草を食べて生活する様子が見られるなど、牧歌的なのどかな雰囲気には心が癒されますよ。丘陵からはオホーツク海やサハリンの島影ものぞめます。

  • 宗谷丘陵
  • 稚内市宗谷岬
  • 0162-24-1216
  • 定休日:冬季閉鎖
  • 常時開放

宗谷丘陵展望休憩施設/稚内市

宗谷丘陵展望休憩施設」は、宗谷海峡を一望できる宗谷丘陵にある風車付きの展望休憩施設です。隣接したレストランでは、柔らかくまろやかな味わいの宗谷黒牛のステーキが味わえます。

そのほかにも、濃厚かつ甘みがある稚内牛乳も外せません。

  • 宗谷丘陵展望休憩施設
  • 稚内市宗谷岬
  • 0162-23-6468
  • 定休日:11月4日~4月28日
  • 4月29日~11月3日 9:00~17:00(6月~9月のみ19:00まで)

白い道/稚内市

宗谷丘陵のフットパスコースの後半を2kmほど歩いたところで遭遇できるのが、この「白い道」です。

天に続くように見える白い道は、本来廃棄されるはずだった稚内産ホタテ貝の貝殻を敷いて作られています。足にふわりと優しく当たる貝殻を踏みしめる感触が最高です。

2017年3月にはホタテ貝が入れ替えられ、リフレッシュした美しい白さがさらに魅力アップした道は、ぜひとも訪れたいスポットです。

  • 白い道
  • 稚内市宗谷岬
  • 0162-24-1216
  • 定休日:なし
  • 常時開放

ノシャップ岬/稚内市

ノシャップ岬」は、全国で2番目の高さを持つ紅白の稚内灯台があるスポットです。宗谷岬からおよそ50分車で走った位置にあり、利尻富士や花の浮島・礼文島、サハリンの島影を眺めることができます。

ノシャップ岬は夕陽の名所としても名高いため、訪れるならば夕暮れ時の訪問がベストです。

  • ノシャップ岬
  • 稚内市ノシャップ2
  • 0162-23-6468
  • 定休日:なし
  • 常時開放

ノシャップ寒流水族館/稚内市

日本最北端の水族館「ノシャップ寒流水族館」は、ゴマフアザラシの展示数が日本トップクラスを誇ります。アザラシの群れが勢いよく集まる餌付けショーは見ものです。

ドーナツ型回遊水槽で海の生物を鑑賞できます。北海道名物流氷の天使クリオネや愛らしい顔が癒しになっている北の海のアイドル・フウセンウオも見ることができます。

またフウセンウオ展示の先駆け水族館で、繁殖にも成功し各地に寄贈するほどで、小さいながらも貴重な水族館です。

  • ノシャップ寒流水族館
  • 稚内市ノシャップ2-2-17
  • 0162-23-6278
  • 定休日:4月1日~4月28日/12月1日~1月31日
  • 4月29日~10月31日 9:00~17:00/11月1日~3月31日 10:00~16:00

宗谷岬ウインドファーム/稚内市

宗谷岬ウインドファーム」には、宗谷岬に広がる小高い丘、宗谷丘陵の上にそびえたつのが直径61.4mもある57基の巨大風車が並んでいます。その数の多さには圧巻されますが、緑の草原の中に白い風車のコントラストは美しく、壮観です。

また日本最大級の風力発電施設で、稚内市の全消費電力の6割を供給しているといわれています。時期限定ですが、市職員による120分にわたるガイド付き見学も可能です。

  • 宗谷岬ウインドファーム
  • 稚内市宗谷岬
  • 0162-23-6386
  • 定休日:なし(見学は下記期間以外は休み)
  • 常時開放(見学は4月下旬~10月)

稚内港北防波堤ドーム/稚内市

稚内港北防波堤ドーム」は、世界でも珍しい半アーチ型をした全長427mにおよぶドームを有しています。円柱70本の柱廊風で古代ローマのゴシック建築のようなデザインで北海道遺産にも指定されています。

強風と荒波を防ぐために作られた防波堤ですが、美しい形状はSNS映えもするため、近年女性にも人気のスポットです。ドラマのロケ地などにも使われることもあり、稚内観光で訪れる方も少なくありません。

  • 稚内港北防波堤ドーム
  • 稚内市開運1-2-2
  • 0162-23-6161
  • 定休日:なし
  • 常時開放

image by:makieni/Shutterstock.com

※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。

いま読まれてます
TRiP EDiTOR編集部 :TRiP EDiTORは、「旅と人生をもっと楽しく編集できる」をコンセプトに、旅のプロが語りつくす新しい旅行メディアです。