北海道旅行をもっと楽しむ「積丹半島」エリアの人気観光スポット10選【2019】

image by:tkyszk/Shutterstock.com(神威岬)

積丹半島」は北海道の西部に位置している半島で、ニセコ積丹小樽海岸国定公園として北海道の中でも唯一海域公園に指定されています。

断崖絶壁・奇岩・大岩と絶景を楽しめるスポットでもあり、海鮮グルメも楽しめるエリアです。今回は積丹半島おすすめのスポット10選をご紹介します。

神威岬/積丹郡

源義経公の伝説が残る「神威岬」は、積丹半島の北西部から日本海に伸びる岬で、日本一の海蝕崖「神威岩」が立ち、日本海最大の難所ともいわれています。

伝説ではアイヌの娘であるチャレンカは、義経公を慕って後を追いました。しかし、神威岬にチャレンカがたどり着いたときには、義経公の船はもうどこにも見当たりません。

悲しみにくれたチャレンカは義経が進んだこの先に女性が行かぬよう言葉を残し、身を投げてしまったのです。その身体が神威岩となったとされ、以来女性を乗せた船が転覆してしまうことがから、かつて岬の先が女人禁制の地と呼ばれていたのです。

この伝説を由来とし、駐車場から先端部までの遊歩道が「チャレンカの小道」と名付けられています。強風時以外は先端部まで20分ほどで散策できますが、少々起伏に富んだ道なのでスニーカーやアウトドアシューズがベストです。道中で見られるシャコタンブルーは美しく心が癒されること間違いなしですよ。

  • 神威岬
  • 北海道積丹郡積丹町神岬町
  • 0135-44-3715
  • 定休日:なし
  • 常時開放(チャレンカの小道は強風は立ち入り禁止)

神威神社/積丹郡

源義経公ゆかりの神社といわれ、由来にも伝説が残る「神威神社」。

義経公がこの地に逃げのびた際、神威岬の波風の強さに船を進めることができず、岬の沖合に立つ神威岩に大綿津見神、志那戸神として奉斎、航海の安全を祈願したところ無事通過できたとされ、アイヌの人々もこれをカムイとして尊崇していたそうです。

後に後松前藩の地頭藤倉近兵衛がアイヌの言葉を用いて志屋古丹明神、於賀武意明神とし、神岬村に神殿を創立・奉斎しました。1866年に現在の地に社殿を移し、1872年ごろに現在の地に社殿を造営して「大綿津見神社」と改称、さらに1931年に「神威神社」と改めました。


神殿は神明造り、建物はヒノキで、総色彩漆喰でできています。浮彫や毛彫に金具は金箔を配合するなど、素晴らしい造りが魅力です。

  • 神威神社
  • 北海道積丹郡積丹町大字来岸町10
  • 0135-46-5348
  • 定休日:なし
  • なし

カムイ番屋/積丹郡

「カムイ番屋」は、神威岬の駐車場にあるお食事処です。生ウニ丼やイクラ丼など、絶品の海鮮丼が食べられます。

そのほかにも北海道土産の購入できますが、夏場に販売されているシャコタンブルーをイメージして作られた青いソフトクリームはSNS映えもしておすすめです。

  • カムイ番屋
  • 北海道積丹郡積丹町大字神威岬シマツナイ92
  • 0135-46-5730
  • 定休日:1o〜4月(天候などにより営業時間変更や休業になる場合あり)
  • レストラン 11:00~17:00/売店 10:00~17:005月~9月のみ

島武意海岸/積丹郡

「島武意海岸(しまむいかいがん)」は積丹岬にある海岸で、日本の渚百選にも選ばれている名所です。このエリアでは唯一波打ち際まで降りることができるので、澄んだターコイズブルーの海をより近くで体感したい方にはおすすめです。

海岸へ行く道中に通る暗いトンネルを抜けると、目の前には鮮やかな海が広がります。ただし、道中はか階段の上り下りがあり、特に帰りの上りが大変なので、スニーカーなどで訪問したほうがベターです。

  • 島武意海岸
  • 北海道積丹郡積丹町入舸町
  • 0135-44-3715
  • 定休日:なし
  • 常時開放

積丹岬/積丹郡

「積丹岬」は積丹半島北端にある岬で、一帯は100mを超える断崖絶壁になっており、岩礁が多い海の難所です。

断崖絶壁の眼下には島武意海岸があり、岬の東部には積丹出岬灯台、女郎子岩があります。これらのスポットへはシララの小道という遊歩道を通ってアクセスできます。灯台付近は展望台になっており、島武意海岸を眺望できますよ。

女郎子岩は、アイヌの娘・シララ姫が恋人の船出を見て立ち尽くし、岩となってしまったという伝説が残る奇岩です。

  • 積丹岬
  • 北海道積丹郡積丹町入舸
  • 0135-44-3715
  • 定休日:なし
  • 常時開放

黄金岬/積丹郡

美国町の中でも絶対に外せないスポットがこの「黄金岬」です。岬には専用の駐車場はないため、積丹観光センターの駐車場に停めてから岬の入口に入り、展望台へ向かって遊歩道を進みます。この遊歩道はチャシナの小道と呼ばれ、410mほどの道です。

黄金岬の展望台はからは、美国のシンボルでもある宝島を眺めることができます。シャコタンブルーを実感できるスポットは神威岬や積丹岬もありますが、黄金岬は往復30分ほどでサクッと散策できる穴場スポットです。

  • 神威岬
  • 北海道積丹郡積丹町美国町
  • 0135-44-3715
  • 定休日:なし
  • 常時開放

岬の湯しゃこたん/積丹郡

2002年に営業開始された断崖絶壁の上に立つ日帰り温泉施設「岬の湯しゃこたん」では、高温湯、中温湯のほかにも泡風呂やサウナなども楽しめます。

露天風呂から眺められる海の眺めが良く、特に夕陽の絶景スポットとしても知られ、地元の方からも人気です。泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉で、美肌効果も期待できるそう。館内はバリアフリーなので、高齢の方も安心して利用できます。

  • 岬の湯しゃこたん
  • 北海道積丹郡積丹町野塚町212-1
  • 0135-47-2050
  • 定休日:なし
  • 10:00~20:30(閉館21:00)

ネイチャーアクティビティセンター オーシャンデイズ/積丹郡

「ネイチャーアクティビティセンター オーシャンデイズ」は、青の洞窟シュノーケリングや神秘の洞窟・夜光虫ツアーなど、北海道のありのままの自然を学びながら、さまざまなアクティビティが体験できます。

やはり人気はシュノーケリングですが、初心者でもインストラクターがしっかりレクチャーしてくれるので、安心して楽しめます。

  • ネイチャーアクティビティセンター オーシャンデイズ
  • 北海道積丹郡積丹町大字美国町字船澗50
  • 0123-25-4133
  • 定休日:下記期間以外
  • 4月~10月31日 9:00~18:00

美国港~宝島~ビヤノ岬 水中展望船 ニューしゃこたん号/積丹郡

水中展望船「美国港~宝島~ビヤノ岬 水中展望船 ニューしゃこたん号」なら、シャコタンブルーの透明度の高い積丹の海の中散歩しているかのように楽しめます。

船の中では海の底にいるウニや魚、海藻などを見ることができます。およそ40分間の船の旅は、子どもから大人までしっかり楽しめますよ。

  • 美国港~宝島~ビヤノ岬 水中展望船 ニューしゃこたん号
  • 北海道積丹郡積丹町大字美国町字船澗1979-2
  • 0135-44-2455
  • 定休日:下記期間以外
  • 4月下旬~10月下旬 8:30~16:30(不定期運行にて要問い合わせ)

漁師めしダイニング田村 岩太郎商店/積丹郡

「漁師めしダイニング田村 岩太郎商店」は、ウニをお客さん自身が好きなだけ盛ることができる贅沢なサービスの「朝うにぶっかけ丼」で有名なお店です。

遠慮して盛る量が少ないと店長さんがさらにウニを持ってくれる、破天荒で最高のサービスで絶品のウニ丼が食べられます。ウニ好きなら絶対に訪れたいお店です。

  • 漁師めしダイニング田村 岩太郎商店
  • 北海道積丹郡積丹町美国町字船澗132-1
  • 0135-48-6300
  • 定休日:不定休
  • 10:00~食材がなくなり次第終了/5月、9月 11:00〜15:00

image by:tkyszk/Shutterstock.com(神威岬)

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