「ニセコ」は北海道の西部にある山岳地帯で、岩内町、共和町、倶知安町、ニセコ町、蘭越町にまたがっています。JR北海道函館本線の駅「ニセコ駅」を中心に、古くからスキー場として観光客からも地元住民からも親しまれてきました。
そのほかにも、季節ごとに表情を変える大自然を満喫できるニセコエリアで、おすすめの人気スポットを10選ご紹介します。
高橋牧場 ニセコミルク工房/虻田郡
「高橋牧場 ニセコミルク工房」は、ニセコ駅から車で10分ほどのところにある、広々とした牧場です。牧草づくりからこだわって育てた牛の乳を加工した乳製品が絶品で、牧場内のニセコミルク工房で味わうことができます。
また多くの施設が併設されているのも魅力で、レストランやカフェ、チーズやヨーグルト、バームクーヘンの工房などもあります。自然工房やとんぼ玉工房などもあるので思い出作りやお土産探しにも最適です。
- 高橋牧場 ニセコミルク工房
- 北海道虻田郡ニセコ町曽我888-1
- 0136-44-3734
- 定休日:年末年始ほか
- 9:30~18:00(冬季17:30まで)
羊蹄ワインセラー/虻田郡
2009年に誕生した「羊蹄ワインセラー」は、オーガニックワインや自然派ワインが並ぶ素朴で魅力あるワイナリーです。
オリジナルの「Niseko 羊蹄スパークリング」は有機栽培ブドウを100%使用した大人気商品で、売り出しからすぐに完売してしまうほど。通販はしていないので、ニセコに行ったならぜひ立ち寄りたい場所ですね。
- 羊蹄ワインセラー
- 北海道虻田郡ニセコ町近藤194-8
- 0136-44-3099
- 定休日:土・日
- 9:30~18:00
ニセコ第2有島ダチョウ牧場/虻田郡
「ニセコ第2有島ダチョウ牧場」は、ニセコ駅から車で約10分のところにある、珍しいダチョウの放牧場です。羊蹄山をバックに草原で草を食む牛とダチョウを一緒に眺めるのは貴重な体験ですね。
また100円でエサも販売しているので、ダチョウにエサやりもできます。2018年4月にはダチョウの卵を使用した菓子工房とカフェもオープンし、新たな目玉商品となったダチョウのどら焼きをお土産にするのもいいですね。
- ニセコ第2有島ダチョウ牧場
- 北海道虻田郡ニセコ町豊里239-2
- 090-8273-8324
- 定休日:冬季
- 5月初旬~11月初旬の放牧中(時間不定)
OACニセコバルーン&ニセコラフト/虻田郡
「OACニセコバルーン&ニセコラフト」はニセコ駅から車で約10分のニセコアンヌプリ国際スキー場内にあり、早朝と夕方の1日2回気球に乗る体験ができます。地上約30mから見渡すニセコ連峰のパノラマは圧巻です。
膨らむ気球やバーナーの音も迫力満点ですし、バスケットにはドアがついているので乗り降りも簡単です。クリアパネルがあるので、背の低い子どもでも景色を楽しむことができるのはうれしいですね。
- OACニセコバルーン&ニセコラフト
- 北海道虻田郡ニセコ町字ニセコ485
- 0136-55-8128
- 定休日:10月~5月
- 6月~9月 6:30~、16:30~
NACニセコアドベンチャーセンター/虻田郡
「NACニセコアドベンチャーセンター」では、夏はラフティング、冬はバックカントリーツアーやスノーシューツアー、雪上車のキャットツアーなど、通年型アウトドアアクティビティが体験できます。
ニセコの自然を体中で満喫したい人におすすめで、思いきり体を動かした後のハンバーガーも格別です。
- NACニセコアドベンチャーセンター
- 北海道虻田郡倶知安町宇山田179-53
- 0136-23-2093
- 定休日:なし
- 8:00〜21:00
ニセコビレッジ/虻田郡
「ニセコビレッジ」は、パウダースノーの聖地として知られるニセコに作られた、アウトドア派のための一大リゾートです。ニセコアンヌプリの麓にある4つのスキー場がリンクする中心にあり、広大な敷地の中に宿泊施設や温泉、ダイニングやショッピングエリアなどもそろっています。
年間を通じて美しい手つかずの自然景観の中で、スキーやゴルフ、ツリートレッキングなど、思う存分アクティビティを満喫してみてはいかがでしょうか。
- ニセコビレッジ
- 北海道虻田郡ニセコ町東山温泉
- 0136-44-2211
- 定休日:なし
- 8:30~16:30
ニセコチーズ工房/虻田郡
「ニセコチーズ工房」は親子でチーズ作りをする小さな工房ですが、素晴らしい腕と受賞歴を誇ります。初代はフランスのチーズ工房で学び、2代目はブルーチーズ二世古 空を開発して、コンテストで優秀賞を受賞しています。
ほかにもチーズプリンやチーズ大福などスイーツを各種開発し、チーズ好きにもスイーツ好きにもたまらない品ぞろえが魅力です。
- ニセコチーズ工房
- 北海道虻田郡ニセコ町字曽我263
- 0136-44-2188
- 定休日:5月~6月/10月後半~4月 火・水(7月~10月後半までは無休)
- 10:00~17:00(冬季16:00まで)
クラフトビアレストラン ニセコタップハウス/虻田郡
「クラフトビアレストラン ニセコタップハウス」は、2014年夏に開業したブルワリーで、ニセコの名水でできたピルスナー「山吹」やペールエール「残照」、地元の鮭節を使ったポーター「蝦夷」を提供しています。
ほかにもブドウやカボチャを使ったフルーツビールなども作っていて、北海道を存分に楽しむことができるビアハウスです。ニセコ駅から徒歩で行けるので、ニセコに訪れた際はぜひ味わいに行きましょう。
- クラフトビアレストラン ニセコタップハウス
- 北海道虻田郡ニセコ町字本通4-11
- 0136-55-5664
- 定休日:不定休、通年営業
- ランチ 11:30~13:30/カフェ 14:00~17:00/ディナー 17:00~21:00
蘭越町貝の館/磯谷郡
「蘭越町貝の館」は、なかなかない見かけない珍しい貝の博物館で、大きな二枚貝をモチーフにした建物の外観も印象的です。館内には約5億年前の巨大生物チョッカクガイの模型などもあり、北海の妖精・クリオネの展示なども見どころです。
北海道はアンモナイトの産地といわれ、500種類以上のアンモナイトが発見されていますが、館内にも多数の化石も展示されています。古代の歴史に思いを馳せる旅もいいですね。
- 蘭越町貝の館
- 北海道磯谷郡蘭越町港町1401
- 0136-56-2102
- 定休日:月曜/11月~3月(7~8月は無休)
- 9:00~16:30
大湯沼蘭越町大湯沼自然展示館/磯谷郡
大湯沼(おゆぬま)は蘭越町ニセコ湯本温泉にある標高約560mの温泉の泥沼で、ニセコ湯本温泉の源泉です。湯気が出ていてほのかに温かい沼の周りには遊歩道があるので、散策してみるのもおすすめです。
大沼湯の近くには「大湯沼蘭越町大湯沼自然展示館」という自然研究的実体験型施設があり、大湯沼の仕組みを学ぶこともできます。駐車場に隣接する国民宿舎雪秩父では温泉にも浸かれますし、宿泊も可能です。
- 大湯沼蘭越町大湯沼自然展示館
- 北海道磯谷郡蘭越町湯の里680-15
- 0136-58-2328
- 定休日:月曜、ただし7~8月は無休、冬季10月~4月休館
- 9:00~17:00
image by:Charlie Wood/Shutterstock.com(羊蹄山)
※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。