最近、ますます「インバウンド」という言葉を見聞きすることが増えてきましたよね。
都内を歩けばキャリーバッグをゴロゴロしながら歩いている外国人も珍しくありません。もちろん都会だけではなく、年末年始に四国の地元へ帰省したとき「こんな場所にも!?」と思うような田舎町で楽しそうに写真を撮っている外国人観光客を見かけました。
それもそのはず。JNTO(日本政府観光局)の統計データによると外国人観光客は2011年から6年間連続で増え続けているのです。2020年の東京オリンピック・パラリンピックの影響もあり、今後も増加が予想されているのでインバウンドが日本の経済に与える影響は絶大と言えるでしょう。
中国人観光客の消費傾向が変化?高額品から日用品購入に
少し前までは中国人観光客による「爆買い」が話題になっていましたが、最近では高額品から日用品へと消費傾向が変化してきています。特にドラッグストアが人気を集めていて、約8割が化粧品を購入しているのだとか。
品質が良くて低価格だからこそ、日本の製品の人気が上がってきているのかもしれませんね。
ドラッグストアではどんな商品が人気?ランキングTOP10!
中国では2月5日に春節(旧正月)を迎え、その際に多くの方が日本を訪れると予想されていますが、一体どんなアイテムが人気を集めているのでしょうか?
今回は、株式会社True Dataが2018年11月の「ドラッグストアインバウンド消費調査」で商品売上個数ランキングを発表したのでTOP10をご紹介していきます。
第10位 外用鎮痛・消炎薬「ニチバン」ロイヒつぼ膏 RT156(156枚)
第10位は、肩こりや腰痛に効く貼り薬の「ロイヒつぼ膏」(ニチバン)。痛いところにピンポイントで貼れる丸型タイプです。
特に韓国人を中心としたアジア圏の人たちに人気が高いようです。やはり腰痛や肩こりは共通のお悩みなのかもしれませんね。
ちなみに韓国では、小銭のような見た目からトンジョンパス(トンジョン=小銭、パス=シップ)と呼ばれているそうです。
中身はこんな感じ。12個のシートが13枚入った大容量となっています。
第9位 洗顔料「資生堂」専科 パーフェクトホイップu 120g
第9位は「パーフェクトホイップ」(資生堂)がランクイン。低価格ながらももちもちとした泡で洗える洗顔料で、どのドラッグストアでも見かける大定番商品ですよね。
実際にあわ立ててみると確かにホイップクリームのようなふわふわ感。
日本人も満足のコスパと使い心地は、外国人にも人気が高いようです。お土産としても手頃な価格で、ちょうど良いアイテムですね。