2月の一大イベントといえばバレンタインデー。毎年多くのチョコレートの話題が盛り上がるこの季節、2019年はいったいどのような動きがあるのでしょうか。
この度、「株式会社マクロミル」が働く男女を対象に、2019年のバレンタインチョコの購入予定や予算などを調査しました。
前年(2018年)に実施した同調査結果と比較した結果を、早速チェックしてみましょう。
2019年は、男性がチョコレートを購入する率がアップ?
まず「今年のバレンタインチョコの購入予定」については、女性78%、男性25%が「購入する予定がある」と回答しています。
2018年の同調査と比較すると、女性は7ポイント減という傾向がみてとれます。一方、男性は昨年より微増していましたが、直近3年間で大きな増減は見られませんでした。
海外では、バレンタインデーに男性から女性へと贈り物をする国も多く見られますが、日本もそのような雰囲気が出てきているのかもしれませんね。
「チョコレートを購入する人にどのような種類のチョコレートを贈る予定か」という質問では、1位は男女ともに「本命チョコ」で、男女とも6割を超える結果となりました。
バレンタインに贈るチョコレートには、贈る相手への気持ちや関係性によって「本命チョコ」や「義理チョコ」などいくつか種類がありますが、2位以降は自分への「ご褒美チョコ」、家族への「ファミチョコ」、職場の上司や同僚への「義理チョコ」、仲の良い友達への「友チョコ」と続いています。
「本命チョコ」以外はいずれも男女で差があり、特に差が大きかったのは「義理チョコ」で22ポイントの差がありました。
女性はこれまでと同様、さまざまな関係の人に贈る習慣があるのに対し、男性から女性に贈る“逆チョコ”では、「本命チョコ」がメインとなることがわかりました。
これまでにチョコレートを贈る習慣がない男性がチョコレートを買うという行動に出るのは、愛する人のためなのかもしれませんね。
さらに「今年のバレンタインチョコにかける予算」については、平均予算が「3,400円」と、2018年の同調査結果から287円ダウンしています。
男女別に見ると、男性の平均予算は昨年よりやや増加したものの、メインの購入者である女性の減少率が大きく、全体では2年連続で減少という傾向が判明しました。
最後に、働く男女が「義理チョコの習慣」についてどのように考えているのか賛否を確認したところ、「無いほうが良い」と「どちらかといえば無いほうが良い」をあわせ、無い方が良いと考えている人が43%もいることがわかりました。
続いて「どちらとも言えない」32%、「あったほうが良い」26%、と、否定派の方が多い結果となっています。
男女別でも傾向に違いはほとんど見られず、義理チョコを贈る習慣は男女ともに4割程度の人が否定的だということがわかります。
間もなくやってくる2019年のバレンタインデー。これまでの習慣や会社での逃れられない義理チョコなど、さまざまな事情が取り巻く働く男女のバレンタイン事情ですが、この結果を参考に、これまでとは違うアプローチを考えてみるのも良いかもしれません。
source:PR TIMES
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