日本全土はただいま猛暑のど真ん中…。この暑さが9月まで続くと思うと、恐怖さえ感じてしまいますね。せっかくの夏なのに、休日はどこへも外出せず家にこもってしまうのも仕方がないとさえ思ってしまいます。
そんな暑さにやられつつも「せっかくの夏をもっと楽しみたい…!」とうずうずしている人たちに朗報です。近年、海外の影響で徐々に人気が高まっている洞窟めぐり(ケイビング)が、新しい避暑体験として、冒険心にあふれたオトナたちの間で絶賛流行中なのです。
新しいアウトドア「ケイビング」のススメ
ケイビングとは趣味やスポーツとして洞窟を体験する活動のこと。ハイキング感覚で気軽に楽しめるものから、ウェットスーツを来て入水する本格的なツアーまであります。
日本には魅力的な洞窟がとてもたくさんあり、北は東北エリア、南は沖縄まで、今回ご紹介する洞窟以外にも、さまざまな場所にケイビングスポットはあります。
洞窟を知り尽くした専門のガイドさんについて、地球の神秘を探すロマンの旅は、きっと忘れられない思い出になるはずですよ。
まさに穴場!地上が暑いなら洞窟へ
気が遠くなるほどの長い年月をかけて生まれた鍾乳洞や洞窟は、地球の歴史が宿る場所。今回は、神秘的な世界を堪能できる日本の「洞窟」を20カ所厳選しました。
海外ではケイビングは定番のアクティビティとして捉えられています。一方で、日本には数千もの洞窟があるにも関わらず、ケイビング自体が未だ十分に認知されていません。だからこそ、今後人気の高まりが期待できるツウなオトナの遊びなのです。
まるでRPGの主人公になったような、神秘に満ちた不思議な世界。冒険心とロマンをくすぐるケイブ・ツアーへ、いざ出発です!
龍泉洞/岩手県
岩手県にある宇霊羅(ウレイラ)山の東麓に開口する「龍泉洞」。日本三大鍾乳洞のひとつとされ、また洞内に棲むコウモリと共に、天然記念物に指定されています。
洞窟の全貌は未だ明らかにされておらず、総延長は5,000m以上ではないかといわれています。
世界有数の透明度を誇る地底湖を持ち、なかでも「第一地底湖」は息を飲むほどの美しさ。悠久の時が生み出した幻想的な青の世界が広がります。
- 龍泉洞
- 岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字神成1-1
- 0194-22-2566
- 盛岡駅から送迎バスあり
- 大人1,000円、小人500円
- 定休日:なし
- 公式サイト
カンカネ洞/秋田県
「カンカネ洞」は、日本海を突き出た秋田県男鹿半島の加茂青砂海岸にある洞窟です。岩を乗り越えた先には、自然が年月をかけて作り上げた神秘的な空間が広がります。
波の浸食によって形成された洞窟の天井にはぽっかりと大きな穴が空いており、そこから差し込む一筋の光と波音の響きが幻想的な光景を作り出しているのです。
加茂青砂部落から徒歩で見に行くことができ、気軽に探検できるのも魅力。狭い場所や暗い場所が苦手な人でも、比較的チャレンジしやすい洞窟といえますね。
- カンカネ洞
- 秋田県男鹿市 戸賀加茂青砂鴨85
- 定休日:なし
- 無料
あぶくま洞/福島県
およそ8,000万年の歳月をかけてできた福島県の「あぶくま洞」は、全長約600m。鍾乳石の種類と数の多さでは東洋一といわれています。
日本の鍾乳洞では初めて舞台演出用の調光システムが導入されており、鍾乳洞を照らす光の芸術はなんともロマンチック。家族や友達、恋人同士でも楽しめそうですね。
また一般コースの途中より分かれて進む探検コースでは、狭い場所をかがんで進んだり丸太のはしごや飛び石を渡るなど、より冒険らしいスリリングな体験ができます。
- あぶくま洞
- 福島県田村市滝根町菅谷東釜山1
- 0247-78-3393
- コースにより変動
- 8:30~17:00
- 定休日:なし
- 公式サイト
不二洞/群馬県
上野村川和自然公園内にある鍾乳洞「不二洞」は、全長約2.2kmと関東一の規模を誇り、群馬県の天然記念物にも指定されています。
しかしその大きさは800年の時を経て、ようやく大体の全景を把握できたものであり、いまだに謎は多く残っています。
洞内は常に約10度を保ち、夏は涼しく冬は暖かいので1年中快適に楽しめます。また、不二洞近隣にはBBQやキャンプが楽しめるコテージや、天然温泉のある宿泊施設もありますよ。
- 不二洞
- 群馬県上野村川和665
- 0274-59-2146
- 大人800円、小中学生500円
- 定休日:なし
- 8:30~17:30
- 公式サイト