「麺類」のメッカはどこだ?消費量から見る全国麺好き都道府県

image by:photolibrary (川幅うどん)

香川県が「うどん県」と呼ばれるのも浸透し、やっぱり香川といえばうどんだよね、と納得しがちな昨今ですが、「麺好き」の都道府県はまだまだたくさんあります。

都道府県別統計を単位人口あたりの数値で比較してランキング掲載しているサイト「都道府県別統計とランキングで見る県民性」では、総務省の家計調査を参考に2012年〜2016年の平均値から「うどん・そば消費量ランキング」を発表しました。

そこで今回はこのランキングをもとに、ランキング上位の麺好き都道府県について見ていきましょう。

第10位 埼玉県

冷汁うどん image by:photolibrary

第10位の埼玉県(購入金額6,610円、以下カッコ内は購入金額)から、9位の愛知県、8位の栃木県、7位の長野県、6位の山梨県(6,825円)までは6,600~6,800円台で拮抗しています。

実は埼玉県、農林水産省発表の「米麦加工食品生産動向」を見ると、うどんの生産量で第2位にランクインするほどの「うどん県」なのです。

川幅うどん image by:photolibrary

幅が広く食べ応えのある「こうのす川幅うどん」や、大宮や川越あたりのローカルつけ汁うどん「冷汁うどん」、埼玉でもトップクラスの小麦生産地である熊谷の地産地消グルメ「熊谷うどん」など、一度は食べてみたい麺料理がずらり。

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6位の山梨県は、富士吉田市の「吉田うどん」が有名ですね。コシが強いめんとキャベツ、馬肉などのトッピングが特徴です。唐辛子ベースの薬味がアクセントになります。また、味噌ベースで根菜をはじめとする野菜ともに煮込んだ「ほうとう」も有名です。

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