夏を涼しく。都内から日帰りもOKな関東・甲信越のおすすめ避暑地15選

これから本格的に訪れる夏シーズン、旅行するとしたら、どういったスポットを選びますか?泳いだり、マリンスポーツができたりする海のリゾート地もいいですが、たまには日本を代表する「避暑地」で涼しい夏を満喫してみてはいかがでしょうか。

今回は首都圏から訪れやすい、関東・甲信越エリアのおすすめ避暑地をご紹介いたします。

那須高原/栃木県那須郡

image by:rolling rock/Shutterstock.com

栃木県那須郡の「那須高原」は古くから観光地・避暑地として知られている、夏を涼しく楽しめる、日本でも有数のリゾート地です。

那須フラワーワールド、那須ロープウェイ、乙女の滝、那須どうぶつ王国、那須りんどう湖レイクビューなど、見どころも満載ですよ。

また、那須りんどう湖レイクビューでは、毎年「りんどう湖花火大会」が開催されており、風情豊かな夏を楽しめます。2019年は8月10日(土)~9月15日(日)に開催予定です。

奥日光/栃木県日光市

華厳の滝 image by:IIOTTOEY/Shutterstock.com

栃木県日光市の「奥日光」とは、日光市の日光連山から金精峠付近にかけての秘境エリアを指す呼び名です。高地であるため、夏でも非常に涼しいので有名ですね。

中禅寺湖、日光東照宮、戦場ヶ原など数多くのスポットがありますが、なかでも避暑地としておすすめなのが、華厳の滝です。

落差97mの滝が流れ落ちるさまは迫力満点であるとともに、この上ない涼しさを感じさせてくれるはず。

嬬恋/群馬県吾妻郡

愛妻の丘 image by:janken/Shutterstock.com

群馬県の西側、吾妻郡の「嬬恋村」は、夏場は非常に冷涼な気候のため、キャベツをはじめとした高原野菜などの名産地としても有名ですね。


「嬬恋」という名は、日本武尊の愛妻が海の神の怒りを静めるために海に身を投げたという伝説によるもの。このため「愛妻の丘」というスポットもあり、パートナーとロマンチックな時間を過ごせそうですね。


みなかみ/群馬県利根郡

image by:photoAC

群馬県利根郡の「みなかみ」は利根川源流で、自然環境保全地域(みなかみユネスコエコパーク)に指定されています。

関東地方ではあるものの、日本海側気候になっているため非常に涼しく、冬は豪雪地帯になるほどです。

カヌー、ラフティング、バンジージャンプなどのアクティビティが盛んで、避暑しながらアクティビティを楽しむのも最高ですね。

草津/群馬県吾妻郡

草津温泉 image by:Em7/Shutterstock.com

群馬県吾妻郡の草津町の「草津温泉」は、日本三大名泉のひとつで、日本でもトップクラスの有名な温泉地です。

草津は標高1,130mから1,260mの高所に位置するため非常に涼しく、避暑にはピッタリです。のんびりと、名湯を巡りながらのリラックスした避暑体験が可能です。

箱根/神奈川県足柄下郡

芦ノ湖 image by:cdrw/Shutterstock.com

神奈川県足柄下郡の「箱根町」は、言わずと知れた都心から電車で約90分という近さの温泉地です。

温泉以外にも、芦ノ湖、箱根湿生花園、千条の滝、彫刻の森美術館など見どころ満載で、夏でも比較的涼しく、温泉めぐりを楽しめます。

越後湯沢/新潟県南魚沼郡

image by:Thanya Jones/Shutterstock.com

新潟県南魚沼郡の「越後湯沢」は、冬はスキー場、夏は避暑地となるエリアです。また日本有数の別荘地でもあり、かつてのバブル期には相当数の東京在住者の別荘があったそう。

高山植物園アルプの里や苗場山 山頂湿原など、避暑にぴったりなスポットも数多くあります。


軽井沢/長野県北佐久郡

image by:Ikko Sato/Shutterstock.com

長野県東信地方の佐久地域の福井県三方郡の「軽井沢」は、日本の避暑地の代名詞的な存在です。「避暑地=軽井沢」とイメージする人も多いのではないでしょうか。

江戸時代には宿場町として栄えており、明治時代からは在日外国人の保養地となり、その後、現在のような避暑地として発展しました。

夏は涼しく、湿気の多い日本では珍しくカラッとしています。また、元ビートルズの故ジョン・レノンさんの妻であるオノ・ヨーコさんの実家もあり、ジョン・レノンさんは生前、毎年のように訪れていたそうです。

志賀高原/長野県下高井郡

image by:akira71/Shutterstock.com

長野県下高井郡山ノ内町の「志賀高原」は、上信越高原国立公園のメイン部を占める高原です。夏でも涼しく、30度を越えることはまれで、熱帯夜になることはあまりないそう。

このため避暑地としても全国的に有名で、大沼、田ノ原湿原、東館山などの大自然に囲まれたエリアでは、のんびり避暑と自然が満喫できます。

上高地/長野県

image by:yoshimi maeda/Shutterstock.com

長野県の飛騨山脈南部の梓川上流のエリアである「上高地」は、標高約1,500mの位置にあり、中部山岳国立公園の一部でもあります。

国の特別名勝・特別天然記念物に指定されている名勝地で、環境省の「上高地ビジターセンター」発表のデータによると、8月の最高平均気温は約22度とかなり涼しいエリアです。

梓川、河童橋、大正池などの自然のスポットに囲まれ、優雅に避暑を満期するのはいかがでしょうか。

安曇野/長野県安曇野市

image by:H.Tanaka/Shutterstock.com

長野県安曇野市の「安曇野」は、松本盆地にあるエリアです。北アルプスの山々から湧き出た清流によってできた扇状地で、長野県内でも有数の観光地として知られています。

このエリアにある「安曇野わさび田湧水群」は国土庁の「水の郷百選」に認定されているほど、水がキレイなことで有名です。

蓼科高原/長野県茅野市

image by:Scirocco340/Shutterstock.com

長野県茅野市にある「蓼科高原」は、八ヶ岳中信高原国定公園に属する高原です。蓼科高原、蓼科中央高原、奥蓼科温泉郷、白樺湖などのエリアに分かれており、一大リゾート地となっています。

白樺湖、蓼科湖、北八ヶ岳ロープウエイ、蓼科グリーンバレー、蓼科アミューズメント水族館、蓼科テディベア美術館など見どころやレジャー施設も多く、夏は避暑地、冬はスキー場として人気のスポットです。

美ヶ原高原/長野県八ヶ岳

image by:photoAC

長野県の八ヶ岳中信高原国定公園北西部にある「美ヶ原高原」は、日本百名山にも選ばれており、平安時代からその豊かな自然と過ごしやすい気候から放牧地として利用されてきました。

ドライブに最適な観光道路「ビーナスライン」が開通したことによりアクセスもよく、ドライブがてら美ヶ原高原美術館や温泉などに立ち寄れば、自然とアートを楽しむ休日が過ごせますよ。

富士五湖/山梨県

image by:photoAC

世界遺産にも登録されている「富士五湖」は、本栖湖、精進湖、西湖、河口湖、山中湖の5つの湖の総称で、これらの湖は富士箱根伊豆国立公園に指定されています。

5つとも富士山の噴火による堰止湖ですが、それぞれの特徴を持っています。また、夏にはこれら各五湖で夏まつりも開催されます。世界遺産をめぐりながら避暑と、贅沢な体験はいかがでしょうか。

清里高原/山梨県北杜市

image by:photoAC

山梨県北杜市にある「清里高原」は、八ヶ岳の山麓にある観光地です。ここも夏場は涼しい気候であるため、避暑地として全国各地から多くの人が訪れます。

自転車のレンタルが複数あるため、自転車で、「清泉寮」、「キープ農場」、「萌木の村」などの観光名所をめぐってみるのもいいですね。

うだるような暑さのなか、都会で過ごすよりも、週末だけもこうした避暑地でゆったり過ごして、夏を乗り切るパワーチャージをしてみてくださいね。

  • image by:akira71/Shutterstock.com
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
いま読まれてます
TRiP EDiTOR編集部 :TRiP EDiTORは、「旅と人生をもっと楽しく編集できる」をコンセプトに、旅のプロが語りつくす新しい旅行メディアです。