旅行に人脈…若いころの自分に伝えたい「コレ、やっておけ」

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ある程度の年齢を重ねてくると、若いうちはなかなか気づくことのできない多くの考えが生まれてきます。

日々の仕事や雑事に追われて時間はあっという間に過ぎてしまいますが、改めて振り返ると「あのとき、これをやっておけば良かった」と後悔したことがあるかもしれません。

この度「株式会社エアトリ」が、10~70代の男女687名を対象に「年齢を重ねて気がついた、若いころの自分に『〇〇はやっておけ』と伝えたいこと」に関する調査を実施しました。

その年齢になったからこそわかる思いが現れたアンケート結果を、早速ご紹介します。

無くして初めてそのありがたさに気付く、家族や健康の大切さ

「若いころの自分に「〇〇はやっておけ」と伝えたいことは?」という質問では、「外国語を学べ」が総合・男女別共に1位に。

「仕事の幅や将来の可能性を広げるために必要。いま、転職活動中で中途半端な英語力しか無いことに後悔している(40代男性)」「英語が使えるとプライベートでもビジネスでも、あらゆる選択肢の幅が格段に増える(50代男性)」と、切実なコメントも寄せられています。

グローバル化がますます進み、英語を必要とする場面がより一層増えていくことを考えると、まさに心からの声と言えそうです。

続いて第2位は「海外旅行」(男性:3位、女性:2位)、3位が「人脈を広げておけ」(男性:2位、女性:5位)という結果に。

旅行には「暇も、一緒に行ける友だちも、年を取れば取るほど少なくなってくる(30代女性)」「子供から手が離れたら旅行にいけると思っていたけど行けない。お金がない。生活するのに精一杯な今(40代女性)」と「ずっと行けると思ってはいけない」という声がありました。


人脈には「就職すると会社の付き合いは増えるが、それ以外の出会いは減っていく(40代女性)」と、体験したからこそわかる声が。

さらに「人脈を広げることは自分の考え方に余裕とバリエーションを持たせてくれる。そしてそれは、40過ぎてからでも遅くはないと思う(60代男性)」と、前向きなコメントも寄せられています。

20歳、30歳、40歳の自分に「〇〇はやっておけ」と伝えたいことは?」という質問では、「40歳の自分に伝えたいこと」で「健康に気をつけろ」が最多回答になっています。

また「親孝行」は、「20歳の自分に伝えたいこと」で9位、「30歳の自分に伝えたいこと」で7位、「40歳の自分に伝えたいこと」で4位と、伝えたい年齢が上がるほど回答が増えています。

親や健康など、あって当たり前の存在が、年齢を重ねたり、無くして初めてそのありがたさに改めて気付いたという人が多いようです。

逆に「年齢を重ねて気がついた、若いころの自分に「〇〇は程々に」と伝えたいことは?」という質問では、「お酒」が男女ともに最多となりました。

2位は「タバコ」(総合:2位、男性:2位、女性:2位)、3位が「ギャンブル」(総合:3位、男性:3位、女性:9位)と、全年齢でまさにほどほどにしておきたい3項目がコンプリートされています。

若さによるエネルギーや健康でなんとかなっていた事柄が、加齢により段々とままならなくなってきて気付く多くのこと。若いうちから、我慢しすぎずにバランス良く、未来を視野に入れた行動を選択していきたいものですね。

source:@Press

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