憧れのダッチオーブンで肉三昧。2019「キャンプ料理」トレンド

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本格的な初夏に入り、いよいよキャンプシーズンが到来です。掘り下げるほど面白いスポットやアイテムがさまざまあり、いまやハマったら抜け出せないことから「キャンプ沼」にはまる人も多数といわれ、キャンプはブームからライフスタイルへとキャンプは進化しています。

そんな特別なイベントから習慣になりつつあるキャンプのなか、大きな楽しみである「キャンプ料理」は、どのような変化を迎えているのでしょうか。

この度、キャンプ料理レシピサイト「ソトレシピ」が、キャンプ料理に特化した調査機関・ソトレシピ総研にて、20~40代の男女400名・2018年に2回以上キャンプに行った人を対象に「キャンプ料理トレンド調査2019」を実施しました。早速、その結果を発表いたします。

アニメの影響でソロキャンプをする人が急増!グランピングは減退傾向に

キャンプを始めた理由は?」という質問では、「自然のなかで過ごしたい」(51%)、「家族で楽しめる趣味が欲しかった」(50.8%)、「新しい趣味が欲しかった」(48.3%)がほぼ同率で上位となりました。

注目は、20代の4人に1人が『ゆるキャン△』をはじめとする漫画やアニメをきっかけにキャンプを始めているということ。

従来のキャンプ層だけではなく、世の中の動向やトレンドコンテンツの影響で、新たな層もキャンプを始めているようですね。

キャンプにはまりましたか?」という質問では、なんと9割が「はまった」と回答。なかでもキャンプにお金を使いすぎてしまうほど「キャンプ沼」レベルではまってしまった人が4割以上にも及んでいるとのこと。

一度体験するとはまってしまうほどの魅力があり、一過性のブームではなく継続性のあるライフスタイルになっていることがわかります。

「キャンプのスタイルは?」という質問では、「ファミリーキャンプ」(67.5%)、「グループキャンプ」(53.8%)と、比較的大人数で楽しむスタイルが人気に。


ここで注目したいのは、38.3%で3位に入った「ソロキャンプ」。特に20代では47.6%と、2人に1人がソロキャンプに出かけているようです。

一方で、近年話題だった「グランピング」はわずか20%と、ソロキャンプの約半数に。キャンプスタイルの傾向は明らかに変化しています。

「キャンプ料理で知りたい情報は?」という質問では、「キャンプ場近辺の地元の食材」が51.5%と1位に。地域の美味しい食材を楽しむ「地産地消キャンプ料理」に注目が集まっています。

そんななか、キャンプ料理に対する課題を聞くと「おしゃれな料理を作りたいが作れない」(41.5%)、「網で焼くだけのマンネリ化」(38%)と、新しい料理にチャレンジしたい傾向がみてとれます。

しかし「キャンプ料理での失敗は?」という質問では、「調味料忘れ」(41%)、「食材忘れ」(34.5%)、「調理道具忘れ」(32.5%)と「忘れ物」が上位に。

「おしゃれな料理」を作りたいという気持ちと「忘れ物」という、キャンプ料理の理想と現実が浮き彫りになる結果になりました。

好きなキャンプ料理」という質問では、定番の「カレー」(66.3%)がトップにきているものの、「今年チャレンジしたいキャンプ料理」の1位は「ローストビーフ」(47%)、2位「ローストチキン」(38.3%)と、豪快な「肉料理」が上位に入りました。

さらに「今年買おうと思っているキャンプ道具」という質問の1位には、40.3%で「ダッチオーブン」が君臨しており、新しいチャレンジとして「ダッチオーブンを使った塊肉料理」を作りたい人が多いと予想されます。

キャンプを始めとするアウトドアでは、これまでの傾向に加えて、新しいコンテンツが増えたことで市場が拡大している模様。日本でも、やはりアウトドアは一過性のブームではなく、ライフスタイルとして定着してきているといえますね。

2019年のキャンプ料理の注目は、新規層を中心とした「動画映え」「自然回帰」「地産地消」の3点が挙げられており、今後は独自の「食文化」として発展していくと期待されています。

今回のランキングを参考に、ぜひ新しいキャンプ料理に挑戦してみてはいかがでしょうか。

source:PR TIMES

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