みなさん、カナダにどのような印象を持っていますか?比較的治安がよく、世界有数の安心・安全の国ともいえるあるカナダは、旅行先や留学先としても人気の高い国。
また移民大国であり、異なる文化やさまざまな人種の人々が共に生きる国であることも特徴です。
広大な土地と自然に囲まれて、動物たちがのびのびと生活しているイメージもあるかもしれませんね。
そこで今回は、初めてカナダを訪れる方なら押さえておきたい基礎知識を確認しながら、あまり知られていない意外な側面も紹介していきたいと思います。
目次
- 1カナダってどんな国?
- 2日本からのフライト時間は?
- 3時差は都市によって大きく異なるので注意
- 4気候と服装に関する注意点
- 5通貨と為替ルート、チップは必要?
- 6カナダでは英語が基本?
- 7カナダ料理ってどんなもの?
- 8定番のカナダ土産はやっぱりコレ!
- 9絶対行きたい、カナダの大自然を感じる3大スポット
- 10【注意!】渡航前、これだけは忘れないで!
カナダってどんな国?
カナダは北米に位置し、世界で国総面積第2位と広大な土地を持つ国です。その大きさは日本の約27倍にもなります。
アメリカ合衆国に隣接しており、アメリカの文化と近いものがありますが、かつてはイギリス、フランスの植民地でした。現在もイギリス連邦加盟国であることから、英国文化も受け継ぐ国です。
ヨーロッパからの移民が多いですが、もともとこの地に暮らしていたのは、ファーストネーションと呼ばれる先住民でした。現在は世界のさまざまな国からの移民を受け入れており、多民族国家、そして移民大国といえるでしょう。
カナダは10の州と3つの準州にわかれており、首都はオタワです。若くスタイリッシュ、そして人々のための自由な政策で人気となったジャスティン・トルドー首相率いる、立憲君主制の国です。
国旗はカエデの葉を中央に置いた赤と白の国旗。寒さが厳しいことで有名なカナダの国技はアイスホッケーです。
日本からのフライト時間は?
日本からも近い太平洋側(バンクーバーなど)は、東京から直行便で約9時間~10時間ほど。
カナダというと遠い国のように感じますが、西海岸側はハワイに行くような感覚で向かうことができます。そのため、日本人のみならず、アジア人にも人気のようです。
一方でカナダ東部(トロントなど)は、東京から約12~15時間ほどかかります。ヨーロッパへ旅行に行くような長いフライトとなりますが、トロントはアメリカ合衆国の大都市ニューヨークへも行きやすいという利点も。
2カ国旅行が同時に可能なため、人気が高いルートですね。1回の旅行でナイアガラの滝を楽しんでから、ニューヨークのブロードウェーを観光しにいくこともできますよ。
時差は都市によって大きく異なるので注意
メインの国際空港と日本の時差を見ていきましょう。
- ・トロント・ピアソン国際空港(カナダ最大級の国際空港)…時差は約14時間(サマータイム中は約13時間)
- ・バンクーバー国際空港(カナダで2番目の大きさ)…時差は約17時間(サマーターム中は約16時間)
- ・カルガリー国際空港(カナダ第三の国際空港)…時差は約16時間(サマータイム中は約15時間)
実はカナダはひとつの国で6つのタイムゾーンにわかれている国です。国内で最大4時間半も時差がある国は、どの都道府県に行っても時差のない日本人にとってはなじみがないですよね。
ちなみに同じカナダ国民でも、別のゾーンにいる仕事相手や家族などとやり取りする際は時差に気をつけているようです。