神社のご利益といえば、家内安全、無病息災、商売繁盛などをよく見かけます。でもほかにも全国には「髪の神社」や「玉の輿神社」といった、ちょっと珍しいご利益のある神社があるのです。
そこで今回は全国の「変わったご利益のある神社」をご紹介いたしますので、ぜひ初詣の参考にしてみてください。
目次
- 1高家神社/千葉県南房総市
- 2亀戸香取神社/東京都江東区
- 3赤羽八幡神社/東京都北区
- 4気象神社/東京都杉並区
- 5御髪神社/京都府京都市
- 6今宮神社/京都府京都市
- 7電電宮/京都府京都市
- 8芸能神社/京都府京都市
- 9歯神社/大阪府大阪市
- 10軽部神社/岡山県総社市
- 11宝当神社/佐賀県唐津市
高家神社/千葉県南房総市
千葉県南房総市には「高家神社」は、日本で唯一料理の祖神である「磐鹿六雁命(いわかむつかりのみこと)」を祀る神社です。
参拝すると料理が上達するといわれており、料理関係者や醤油醸造業者などから信仰を集めているのだとか。 毎年10月17日と11月23日には、「庖丁式」という、包丁と箸のみで魚をさばく儀式が行われています。
亀戸香取神社/東京都江東区
平将門を討ったことで有名な俵藤太が、戦いの前に「亀戸香取神社」で戦勝を祈ったことから、武将や武道家の信仰を集めるようになりました。それが発展して「スポーツ振興の神」とされているのです。
お守りの「勝守」はスポーツでの勝利だけでなく合格、無病息災、病気平癒などのご利益も。また勝ち星である白星につながる境内の白い小石を「勝運袋」に入れて持ち歩くと縁起が良くなるそうです。
赤羽八幡神社/東京都北区
東京都北区にある「赤羽八幡神社」では、境内の下を東北・上越新幹線が通っています。このため鉄道ファンの人気スポットになっているのです。
神社の地下に列車が入っていく姿は、海外の新聞やテレビでも取り上げられました。神社としては、平安時代初期の創建とされる伝統があり、縁結びや安産でご利益があるとされています。
気象神社/東京都杉並区
高円寺の氷川神社の境内にある「気象神社」。こちらは日本陸軍の陸軍気象部が造営し、戦後に高円寺に遷座されました。気象を司る神様の八意思兼命を祭っており、天気に関する願い事を引き受けています。
お守りやお札も天気に関係するものですが、おもしろいのは「下駄絵馬」という絵馬。天気を占うのに下駄をとばしたことにあやかり、絵馬が下駄の形をしています。「脱雨男」や「脱雨女」といったご祈祷は受け付けていないそうなので、お間違えなく。