花々が咲きほこる夏の絶景へ。2019年「登山・ハイキング」人気ランキング

image by:Shutterstock.com(尾瀬)

涼を求めたくなる夏は、海に行くか山に行くか判断に迷いますね。そこで今回は、夏こそ緑豊かな山へと心が動いている方のために、阪急交通社が実施した6月~8月の登山・ハイキング人気スポットランキングをご紹介します。

美しい木々の緑と青空とのコントラストを楽しむ、夏らしいお出かけの参考にしてみてくださいね。

第9位 千畳敷カール/長野県

長野県「千畳敷カール」は中央アルプスにあり、このお菓子のような名前「カール」とは、氷河期にできたお椀状の地形のことを指します。

高山植物の宝庫でもあり、夏にはコマクサやチングルマが咲き誇るお花畑が見ものです。

またロープウェイで気軽に行ける、標高2,500m以上の場所から見る雲海も見逃せません。

第9位 上高地/長野県

千畳敷カールと同率9位となった長野県「上高地」は、日本を代表する景勝地で、「特別名勝」と「特別天然記念物」の2つに認定されています。これは黒部峡谷と上高地だけです。

河童橋を起点にして、大正池までの往復と明神までの往復の2つのルートがあり、大正池ルートでは田代湿原手前のニッコウキスゲ群生地や、湿原のレンゲツツジが見どころ。

明神ルートでは岳沢湿原でのサワラの緑とレンゲツツジの朱のコントラストや、原生林の間からのぞく穂高連峰が見どころです。

大正池ルートの途中には、上高地の魅力を世界に紹介したイギリス人宣教師ウォルター・ウェストンのレリーフがあるので、ぜひ見に立ち寄ってくださいね。


第8位 乗鞍岳/長野県、岐阜県

乗鞍岳」とは標高3,026mの剣ヶ峰を最高峰とする、峰と湖と平原の総称です。乗鞍岳を楽しむコースはいくつかありますが、体力に自信があるなら畳平バス停から剣ヶ峰へ、片道約90分の登山ルートへ。

ゆっくり散策したいのであれば、バス停からお花畑へどうぞ。一周30分の木道があり、7月中旬から8月上旬の見ごろには、ハクサンイチゲやクロユリなどを楽しめます。


第7位 谷川岳/群馬県、新潟県

日本百名山のひとつとして有名な「谷川岳」は、土合口駅から天神平駅までロープウェイに乗り、そこから天神尾根を縦走で往復するコースで「トマノ耳」と「オキノ耳」の2つのピークから360度の眺めが楽しめます。

天神平駅のまわりはお花畑が広がっており、6月から8月にかけてはニッコウキスゲ、トリカブト、シモツケソウなどが咲きほこります。

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