秋冬は人恋しくなる季節。お相手のいる人も、片思いの人も、恋に効き目があるというグッズに頼ったり、パワースポットに行ったりとさまざまな行動を試してみたくなりますよね。
では、ここはひとつ、恋に効果がありそうな素敵な名前を持つスポットに行ってみるのはいかがでしょうか。
そこで今回は、全国にある全国のロマンチックスポットをご紹介していきます。
目次
- 1愛国駅/北海道帯広市
- 2幸福駅/北海道帯広市
- 3恋し浜駅/岩手県大船渡市
- 4愛染寺/石川県加賀市
- 5恋路海岸/石川県鳳珠郡能登町
- 6乙女の滝/栃木県須塩原市
- 7恋人岬/静岡県伊豆市
- 8恋路ヶ浜/愛知県田原市
愛国駅/北海道帯広市
北海道帯広市の広尾線にあった「愛国駅」は、残念ながら1987年に廃駅になりました。いまではかつての同じ路線にあった後述の「幸福駅」とタッグを組み「愛の国から幸福へ」のキャッチフレーズで人気スポットになっています。
1973年にNHKが放送した番組で幸福駅とともに紹介され、全国的な人気を獲得。そして1978年には、愛国駅から幸福駅までの乗車券の発券数は1,000万枚を突破しました。
名前の由来は、この地に「愛国青年団」という名の開拓団があったことによります。アクセスは、十勝バス「愛国」停留所。
幸福駅/北海道帯広市
愛国駅とともに外せないのが、その名もずばり「幸福駅」。北海道帯広市に旧国鉄時代に広尾線の駅です。
広尾線の廃止に伴い、1987年に駅も廃駅となりましたが、「幸福駅」という名前からいまでは観光スポットに大変身。
縁起の良い駅名の入場券や乗車券を手に入れるというブームの先駆けとなった存在で、廃駅となった現在でも乗車券や入場券を購入することができます。また、かつての駅舎だった建物には願いことを書いた御札が多数貼られています。
もともとこの近くを流れる札内川は水量が少なく、アイヌ語で「サツナイ」(乾いた川という意味)と呼ばれていたのだとか。そして明治時代になり、この地に入植した和人たちがサツナイに「幸震」という字を当てました。入植者は福井県出身者が多かったため、「震」という字が「福」に改められ、「幸福」になったことが駅名の由来とされています。
アクセスは、十勝バス「幸福」停留所〜広尾線代替バス、とかち帯広空港連絡。
恋し浜駅/岩手県大船渡市
岩手県大船渡市の三陸町にある「恋し浜駅」は、三陸鉄道リアス線の駅です。もともとこの駅は、1985年に「小石浜駅(こいしはまえき)」として開設されました。
2009年に、当地の名産品であるホタテ「恋し浜」の名にちなんで現在の名称に変更されました。
改称以降は、駅舎の待合室にホタテ貝に恋の願い事を書いて絵馬としてつるす「ホタテ貝の絵馬掛け」が行われています。さらに駅の郵便ポストもピンク色になっているなど、恋に特化した駅として人気を集めているのです。
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