サーフィンやサザンのイメージで知られる湘南、茅ヶ崎。この海辺の町にこだわりのオリジナルジーンズを作るショップ「touch is love (R) JEANS STORE」があります。
同店は、地元のサーファーたちはもちろん、遠く北海道からもわざわざジーンズ好きがやって来る知る人ぞ知るお店。
というのも、「touch is love (R)」のジーンズは、すべてオーダーメイド。一本一本、着る人の体型に合わせてウエストや長さを調整し、ひとりひとりにピッタリなジーンズに仕上げてくれるんです。
今回は、上質なビンテージデニム生地を使い、繰り返し穿いて洗濯を繰り返しながら時間の経過とともにインディゴの色落ちを楽しむ「touch is love (R)」のジーンズのお話です。
とことんこだわったら、こうなった!
オーナーであり、ジーンズの製作者である工藤琢さんは、もともとリーバイス社で長いことジーンズの生産に携わってきたという経歴の持ち主。
いわばジーンズ博士で、その豊富な知識を頼りにやって来る多くのアパレルブランドのジーンズ作りのコンサルタントとしても活躍。
そしてリーバイス時代に培ったジーンズ作りにまつわるノウハウをすべて活かし、ひとりひとりのライフスタイルにしっくり馴染むカッコイイジーンズをという思いで誕生したのが「touch is love(R)JEANS STORE」です。
モデルは一本で、リーバイス501を思わせるボタンフライのストレートライン。そのときどきの時代に合わせ微調整を加えながら、あとは着る人の体型や好みに合わせたサイズに仕上げます。
このストレートラインは、履いたときに腰回りにほどよい余裕を持たせ、お尻が立体的なシルエットを描くよう計算されているものですが、プラスしていちいち細かなディティールにこだわりが配されているのが特徴です。
例えば、バックポケットの涙のステッチは視覚的にヒップアップ効果をもたらすものだし、足元にはビーサンでもスニーカーでも、女性の場合はパンプスでもすべてのスタイルにしっくりハマるような“黄金レングス”に調整されています。
腰履きですが、座ったときに背中が見えてしまってはみっともないので後ろは深めに調整されています
また、Tシャツにもジャケットにも合うようステッチや色の色にも配慮がなされているので、海辺のビーサンスタイルはもちろんのこと、キチンとドレッシーなコーディネイトでもカッコよく決まるようにデザインされているんです。
つまり、この一本でキャンプから都会のおしゃれホテルのラウンジまでどこでもOK!
毎日穿けるジーンズとは、毎日穿きたくなる穿き心地のよさはもちろんのこと、毎日穿けるデザインであることも教えてくれる一本なんですね。
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