標高2,000mへラクラク到着。車でいける最強避暑地「美ヶ原高原」

王ヶ頭からの風景 image by:(一社)長野県観光機構

近年、日本列島の熱帯化は進むばかり。真夏となると35度を超える極暑も、もはや当たり前の気温となっていますね。

ここまで暑いと灼熱の太陽が降り注ぐ海よりも涼風吹く山や高原に惹かれるのが人の心。ということで、今回は気軽に涼を満喫できるスポット、長野県の「美ヶ原高原」を紹介したいと思います。

360度の大パノラマが広がる「美ヶ原」

image by:(一社)長野県観光機構

美ヶ原があるのは松本の東、長野県のちょうど真ん中にあたり。松本市、上田市、小県郡にまたがって広がる標高約2,000mの広域な高原が美ヶ原で、八ヶ岳中信高原国定公園の最北部にあたります。

image by:小林繭

標高の高い場所にある高原として日本で一番大きいともいわれるこの地は、古くから牧場として栄え、近年は雄大な山々の景色や豊富な高山植物の宝庫として親しまれるスポットです。

美ヶ原の自慢はなんといっても、標高2,000mの高から望むその眺望の素晴らしさ。晴れた日には中央アルプスはもちろん富士山、八ヶ岳、乗鞍、浅間、妙高など周辺の山々を見渡す360度の大パノラマビューが広がります。

通常、こんなダイナミックな絶景に出会うためには登山道を歩いたり、ロープウェイに乗ったり、時間をかけてたどり着かなくてはなりませんが、美ヶ原高原へはなんと車でアクセスが可能

王ヶ頭からの風景 image by:(一社)長野県観光機構

気軽に本格的な山の大自然に触れられる場所として貴重なスポットといえますね。標高2,000mですから、お天気の具合によっては一面に広がる雲海と出会えることもあり、雲海スポットとしてもよく知られています。

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