外は肌寒い曇天でしたが、会場となった富山県高岡テクノドーム内はアツアツのコロッケと大勢の人出で熱気にあふれていました。11月22日(日)、北は北海道から南は九州・長崎県まで、全国から28団体が参加する「第3回全国コロッケフェスティバル」(主催・高岡コロッケ実行委員会)が開催されました。
世にも奇妙なコロッケが勢揃いするイベント
世の中にこんなにいろんなコロッケがあるのかと驚き、また、こんなコロッケありかよと首を傾げるものまで、アイデア豊かなコロッケが集合しました。2~5種類のコロッケを出しているお店もあったので、28店舗全て合わせて50種類は超えています。
もちろんコロッケの定番はじゃがいもとひき肉メインのものですが、変化球で攻めようとするのが、見た目の奇抜さや変わり種の具材を使ったコロッケ。
たとえばふたつ割りにして度肝を抜かれたのが、地元富山県高岡市の「紫いもコロッケ(120円)」。なんと中身は吸い込まれそうな濃い紫色じゃないですか!
「こ、これが、コロッケとは・・・」
絶句しました。さつまいもの一種ムラサキイモの色合いそのままで、恐る恐るほおばるとこれがほんのり甘い。正真正銘紫いもの味です。
また、静岡県浜松市の「MCFS富士山コロッケ(150円)」はその名のとおり富士山っぽい三角形で、さらに頂上付近に冠雪を彷彿させる白いタルタルソースがけ。まあ、お味はきわめてノーマルなじゃがいもコロッケでしたが。