お茶漬けを食べてから「だし」にハマった
続いては、日本の伝統的な「だし」にハマったアメリカ出身の方から。初めて海鮮丼のだし茶漬けを食べたとき、あまりの美味しさに驚いてしまい、そこから忘れられなくなったのだとか。
アメリカでは濃い味付けのメニューが多いぶん、日本食のようにあっさり風味はウケなさそうですが、意外とそうでもないようです。
海鮮丼にだし汁をかけて食べるスタイルが初めてで、想像したこともなかった!僕が知っている限り、アメリカにはスープをかけてご飯を食べるという文化がないので、最初は少しびっくりしました。でも、とてもいい香りで飲んでみるとさっぱりしているのに味もしっかりしている。
僕は「逸福」というお店が大好きです。海鮮がフレッシュで、どう味付けしてるか分からないけど本当に気に入ってしまいました。頻繁に通っています。(アメリカ出身/30代・男性)
はじめは海鮮丼として食べ進め、途中で刺身とご飯の上からアツアツのだしをかけると、今度はお茶漬けに大変身。魚介の旨味とだしが合間って2度楽しめるって、もう最高ですよね。
初めて海鮮丼のだし茶漬けを食べたときから、日本のだしにハマりました。アメリカにも鶏がらスープはあるのですが、日本のように海の食材から凝縮した旨味をとることは多分ないんじゃないかな?日本のだしはまろやかで満足感を得ることができます。(アメリカ出身/30代・男性)
日本食に欠かせないだしですが、最近では海外でも注目を集めているみたいです。
ニューヨークにある、とある日本食料理店では、コーヒーのようにドリップしただしがカジュアルに飲まれているのだとか。ある意味、新しいファストフードのひとつなのかもしれませんね。