正直、負けたわ!アメリカ人が驚いた、日本の美味すぎるファストフード

「もんじゃ焼き」は昔のファストフード?

最後は、2名のアメリカ出身の方がハマった、日本の伝統的なソウルフード「もんじゃ焼き」について。

江戸時代から明治時代にかけて誕生したグルメで、昔は子どもたちが駄菓子屋さんにおいてある鉄板に、だしを溶いた生地で文字を書いて覚えながら食べたのが始まりといわれています。

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いままでお好み焼きともんじゃ焼きは一緒の食べ物だと思っていました。しかし、私が浅草へ観光に行ったときに入ったもんじゃ焼きのお店の店主が、「もんじゃ焼きはお好み焼きとは別物だよ」と教えてくれました。さらに「もんじゃ焼きは東京フード」で「お好み焼きは関西フード」と聞いて、とても勉強になりました。

もんじゃ焼きはお好み焼きよりもスナック感覚で食べられるので、お酒のおつまみにぴったりだと思いますね!(アメリカ出身/40代・女性)

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最初はもんじゃ焼きを食べるタイミングが分からず、鉄板を見ながら待っていると店員さんが小ベラで混ぜて「食べて良いんだよ!」といってくれました。その通りに食べてみると、軽い食感がおもしろくて初めての体験でした!海鮮もんじゃを頼んだのですがとても美味しかったです!

日本人の友人から、昔はお菓子のように食べられていたと聞いてびっくり。作るのは難しいけど、歴史のある食べ物に感動しましたね。(アメリカ出身/30代・男性)

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当時のもんじゃ焼きは、いまのように具材がたくさん入ったスタイルではなく、もっと簡易的な料理だったのだとか。気軽に食べられるもんじゃ焼きは、もしかしたら昔ならではのファストフードだったのかもしれませんね。

複数のアメリカ出身の方から日本のファストフードやソウルフードについて、さまざまな感想を聞くことができました。

ファストフードと聞くとハンバーガーやドーナツ、サンドイッチのように片手で素早く食べられるグルメを想像しますが、日本にも「安い・早い・うまい」グルメがたくさんあります。

気軽に食べられるファストフードは日本人だけでなく、海外の方からも愛されるグルメです。みなさんも外国人の友人が日本へ訪れた際はぜひ紹介してみてくださいね。

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