注意できるドイツ人、できない日本人…フライト時の迷惑行為ランキング

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ヨーロッパでは直接本人に指摘することが多い

機内の迷惑行為について、日本人の26%が「我慢する」と答えましたが、はたして他の国の結果はどうだったのでしょうか。

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世界平均では半数近い、なんと45% が「スペースをあけてもらうように直接言う」と回答。なかでもドイツやオーストリアをはじめとしたヨーロッパの人ほど直接本人に伝える傾向がみられました。これだけ他国の方が実践しているのなら、日本人ももう少し意見をいっていいのかもしれませんね。

では、もしも隣に座っている人が自分のテリトリーに入ってきたとき、あなたならどう対処しますか?

ありがちな迷惑行為について質問してみたところ、他国との文化の違いを垣間見ることができました。

日本人は直接注意するのが苦手?

隣の人が自身の座席スペースにはみ出てきたときの対応として日本人の回答で最も多かったのは、「タイミングを見てひじ掛けを下ろし、スペースを確保する(30%)」でした。

その次に「席を替えてもらえないかCAに丁寧に頼む(28%)」、「無視をして我慢する(26%)」という回答が多く集まりました。

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今回アンケート結果の第1位だったタイミングを見てひじ掛けを下ろす方法は、相手に不快な思いもさせず、さりげなくやり過ごせる策のひとつでもありますよね。

相手は悪気がないかもしれないし、気付いてすらいないかもしれない。そもそもこの席がコンパクトすぎるのかも…?と、なんだか気が引けてしまうときもありますよね。そんなときは、さりげなくスペースを確保する方が気が楽って思ってしまうことも少なくありません。

では、世界平均の対応はどうでしょう?

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世界平均では、半数近くの方が「スペースをあけてもらうように直接言う(45%)」と回答。

先述した「無視して我慢する(26%)」という結果をみても、日本人は迷惑だと感じても行動に移しにくい、または注意しにくいと思ってしまう傾向にあるのかもしれません。

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