福寿園宇治茶工房がリニューアル!宇治茶体験からスイーツまで

新しくスタートした「体験茶亭二十帖」ってどんなところ?

まず受付で、おかもちに入ったお茶セットを受け取ったら外へ。今回はお抹茶を選びました。

おお~!橋が現れましたよ。この橋は今回、新たに作られた源氏橋。宇治橋の古材を一部引き継いで再現したものなんですって。きれいですね。

中央には源氏の間があり、茶畑と遠くに平等院を眺めることができます。源氏の間は平成8年に修復された宇治橋の中でも「三の間」の古材を一部受け継いでいるそうです。

宇治橋の「三の間」とは写真のあそこ。豊臣秀吉がこの三の間から汲ませた水を使ってお茶を点てていたのだとか。お茶とは切っても切れないスポットです。

この源氏橋の上には『源氏物語』「宇治十帖」と源氏物語の登場人物の名前三代将軍足利義満が作らせた「宇治七名園」の7つの茶園の名前を付けた計20の小部屋があって、好みの部屋を選ぶことができるんですよ。面白いー!! そして勉強になる~。

2人用のテーブル席もあれば4人用の部屋、また畳の部屋までいろいろ。せっかくなので、畳の部屋「早蕨(さわらび)」を選んでみました。

「早蕨」は「宇治十帖」の4帖ですね。ギリギリ2人入れるかというパーソナルなスペースですが、なんだかとっても落ち着きます。

点て方が書かれた紙を見ながら自分で抹茶を点て……

福寿園の抹茶かりんとうを食べてほっこり。なんだか静かで時がたつのを忘れてしまいそう。

日常生活ではペットボトルになれてしまっているけれど、思いのほか簡単に点てられる抹茶っていいなあ。

2服ぐらい点てられるので、2服目は友達と点てあいっこをするのもいいですね。

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