舞鶴市はウズベキスタンの東京オリンピック・ホストタウンです。つい先日、記念事業としてウズベキスタンのトップアーティストたちで構成された「文化芸術訪問団」が舞鶴公演を行ったばかり。
この記事を読んでいただいて、ぜひこの機会に舞鶴市立赤れんが博物館、舞鶴引揚記念館を訪れ、肌で感じてください。壮大な歴史のストーリーに思いを馳せることができますよ!それでは舞鶴とウズベキスタンの関係に迫ります!!
そもそもウズベキスタンってどんな国?
日本から飛行機で8時間、中央アジア屈指の観光地
ウズベキスタンは関西国際空港から直行便の飛行機で約8時間、日本から6,400㎞離れた中央アジアに位置しています。1991(平成3)年ソ連の解体にともない独立後、ウズベキスタン共和国となりました。首都はタシケント。
人口は約3,000万人を数える他民族国家で、約7割がウズベク人。現在130ほどの民族が暮らしています。かつて「シルクロードのオアシス」として古くから栄えたウズベキスタン。サマルカンドは「青の都」として中央アジア随一の観光地と言われており、サマルカンドブルーが映えるフォトジェニックなイスラーム建築群はSNSでも注目されています。
ウズベキスタンの人にインタビュー成功!日本と文化が似ていた
ウズベキスタン文化芸術訪問団の方に特別にインタビューをさせていただきました。
――舞鶴に来られた感想は?
一番感動した風景はとっても緑が多くて自然豊かなところ。空気がとても美味しいですね。十数年前、ウズベキスタンの高級ホテルの横に日本庭園ができたのですが、ウズベキスタンの人は庭園の印象から、日本がとても美しい国だとみんな思っています。桜や石庭もあるんですよ。
――日本との共通点はありますか?
文化が似ていると思います。例えば、お年寄りを敬ったり、おもてなしの心を大切にしたり。お茶を飲む文化もあるんですよ。
――日本人におすすめの観光地はありますか?
サマルカンド、ブハラ、ヒヴァの三大遺跡はもちろんですが、まず最初に首都タシケントで「ナヴォイ劇場」を必ず見てほしいですね。そして最近、タシケントは近代的なビルがたくさんできているので、そちらへも立ち寄ってほしいです。
また、来年2020年の9月には大きな音楽祭を開催する予定です。18~19世紀の風景が再現される中、ウズベキスタンの伝統的な音楽を聴くことができます。ちょうど9月はフルーツがすごく美味しい季節なので、ぜひお越しください!