間もなく終わりを迎える2019年。街を歩けば飲んでいる人を見かけるというほど流行ったタピオカミルクティーをはじめ、今年もさまざまなグルメが流行しました。
では実際に、流行の発信源となる年代ではどのようなグルメに人気が集中していたのでしょうか。
この度「HOT PEPPER」が、全国の20・30代の男女2,075人を対象に「流行グルメ2019」アンケートを実施、ランキングが登場しました。早速、その結果をご紹介します。
20・30代が選ぶ2019年の流行グルメ1位は「タピオカミルクティー」
「2019年にはやったと思うグルメ」トップ10は、ご覧の結果となりました。1位は誰もが納得の「タピオカミルクティー」。昨年の同ランキングでは5位でしたが、今年は一大旋風を巻き起こし、その人気はもはや社会現象といわれるほどに達しました。
「SNS映えする」「行列を見た」「おいしい、ヘルシー」「腹持ちがいい」などさまざまな理由で選ばれたタピオカミルクティー。
その食感の虜となってしまった人も多く、タピオカミルクティーの新店が乱立するなど、タピオカ戦国時代といえる様相を見せていました。
2位の「チーズタッカルビ」は、鶏肉や野菜を焼いて甘辛いタレを絡ませ、そこに「これでもか」という量のチーズをたっぷりとかけた韓国料理。流れるような大量のチーズが映えるビジュアルにおいしさが伴い、大人気となりました。
また3位の「チーズハットグ」も、チーズタッカルビと同じく韓国グルメとして流行。ホットドッグのような見た目ながら、中身はすべてチーズでできているおやつグルメです。
食べると長く伸びる、溶けたチーズが「たまらない」と人気が爆発し、専門店はどこも行列となる人気ぶりでした。
4位は「バスクチーズケーキ」。スペインのバスク地方で定番のチーズケーキで、その地名から「バスクチーズケーキ」という名がつけられ、日本で広がっていきました。
レアチーズケーキとベイクドチーズケーキ両方の良いとこ取りをしたような食感で人気を呼び、ローソンやセブンイレブンなど大手コンビニでもコンビニスイーツで登場するほど、その人気は根付きつつあります。
そして5位は「チョコミントスイーツ」。いまも「歯磨き粉みたいで苦手」という人が一定数いるなか、「大好き!」という勢力にミントカラーとチョコレートカラーのキュートさにハマった人たちが加わり、続々と新製品が登場。
アイスやクッキー、スコーンやジェラート、ドリンクまで、多くの人がチョコミントを楽しんだ1年となりました。
なんと、トップ3は台湾&韓国グルメが占める結果となった本ランキング。タピオカだけでなく台湾グルメは全体的にブームとなっているため、タピオカドリンクが飲める店や、その種類はさらに増える可能性が大。
タピオカは現在「第3次ブーム」といわれ、コーヒーを飲まない人のカフェニーズを満たしながら「ドリンク兼おやつ」の代表格としても幅広いシーンのニーズを満たした奇跡の飲み物。
来年以降は「“ブーム”から“定番”へ移行する」と言われており、日本国内に定着していくと予想されています。
さらに、2位・3位・4位・8位に登場しているキーワードが「チーズ」。人気の揺るがない食材のチーズですが、チーズ専門店の登場や、トロトロのラクレットチーズをはじめとする「映える」ものに加え、料理からスイーツまで幅広いおいしさバリエーションの豊富さで、ますます人気が出てくると考えられます。
タピオカミルクティーが大ブレイクで覇者となった、2019年のグルメ界隈。新たな都市となる2020年は一体どのようなグルメが登場しブームを巻き起こすのか、これからの動きにも注目ですね。
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