遊園地に美しき世界遺産も。日本では見られない神秘的な世界の「岩塩坑」

image by:Shutterstock.com


ベーの塩鉱山/スイス

image by:Stefano Ember/Shutterstock.com

ベーの塩鉱山」は、スイス西部にある岩塩坑です。17世紀後半に発見され、思想家のルソーや作家のデュマも訪れました。現在も採掘をしています。

観光客向けの公開もされており、坑内に入ると、手掘りのトンネルや貯蔵室などの見学も可能です。地下約400mのところに洞窟レストランがあります。

ヴィエリチカ岩塩坑/ポーランド

image by:Sergey-73/Shutterstock.com

ポーランド第三の都市クラクフにある「ヴィエリチカ岩塩坑」ですが、1996年に閉山し、現在は観光地です。坑夫たちが坑内の岩塩を彫ってつくった彫刻が評価されて、世界遺産に登録されています。

image by:shell300/Shutterstock.com

見どころはギンガ姫像。坑夫の守護神的存在で、坑内にいくつも像があります。聖ギンガ礼拝堂もおすすめ。地下の岩塩を彫ってつくったとは思えないほど装飾にみちており、なかでもシャンデリアの精巧さは見逃せません。

日本では馴染みのない「岩塩坑」ですが、ヨーロッパには多種多様な絶景スポットとして観光名所となっている場所があります。

同じ岩塩坑でも、個性豊かで歴史を感じられるスポットですので、また違った世界の一面が見られるはず。今後、訪れることがあれば、ぜひ新しい旅の視点で世界の岩塩坑を探検してみてはいかがでしょうか。

  • image by:Stefano Ember/Shutterstock.com
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
  • ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
いま読まれてます

Page: 1 2

TRiP EDiTOR編集部 :TRiP EDiTORは、「旅と人生をもっと楽しく編集できる」をコンセプトに、旅のプロが語りつくす新しい旅行メディアです。