旅の快適さをすべて決めるといっても過言ではない宿泊施設。高級ホテルから旅館、ペンションやホステルなど、さまざまな形態の宿泊施設がありますが、どんな場所でも「これだけは譲れない」という条件があるかたも多いのではないでしょうか。
この度、世界最大級の総合旅行サイト・エクスペディアの日本語サイト、エクスペディア・ジャパンが、1年以内に飛行機に乗った、かつホテルに宿泊した、世界23カ国の男女18,237名を対象に「ホテルに関する国際比較調査」を実施しました。気になる内容を、早速チェックしてみましょう。
日本人は「客室内の快適さ」を求める傾向に
世界23カ国を対象に「ホテルで重視するもの」について聞いたところ、日本人は「Wi-Fi」「室内冷蔵庫」「無料アメニティ」がトップ3にランクインし、客室内の設備を重視する傾向にありました。
レストランをはじめとするホテル内の施設よりも、日本人は客室内の快適さを求める傾向にあるということが判明。共有施設に出ていくより、お部屋でゆっくりとくつろぎたいという方が多いのかもしれません。
一方で、重視する割合が低かったものは「ベビーシッターサービス」「ジム」「プール」という回答に。
しかし「プール」は、世界23カ国の平均では64%の人が重視すると回答しており、日本人の結果とは3倍近い差がつく結果となりました。日本と海外の文化の違いを感じる回答となっています。
全体を通して、海外の人は「ホテル内の設備」を重視し、日本人はあまり重視しない様子がうかがえました。
「ホテル内のバーやレストラン」を重視/フランス
フランス人は、アメニティのなかでも「ホテル内のバーやレストラン」を重視する割合が世界一高いことが分かりました。美食の国として知られるフランスでは、やはりホテル内のグルメにもこだわりがあるようです。
「プール」を重視/メキシコ
外の景色と繋がっているように見える「インフィニティプール」など、趣向を凝らしたプールが続々登場しています。メキシコでは、ホテルの設備として、こうした「プール」を求める割合が9割近くとなりました。気候なども関係していると考えられます。
「無料サービス」を重視/台湾
ホテルによっては、宿泊者向けにホテル内で使えるスパやレストランチケットなどを無料で配布していることがあります。台湾ではこういった「無料サービス」が含まれているかどうかを重視しているようです。
「室内冷蔵庫」を重視/ブラジル
ブラジルは「室内冷蔵庫」を重視する人が全体の内95%と非常に高い割合に。一年中、気温の高いお国柄が影響しているのかもしれません。
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