新鮮な海鮮類を堪能できるだけでなく、自然豊かな景色も楽しめる北海道・函館。その函館で外せない観光スポットのひとつが、星型のシルエットで有名な国の特別史跡「五稜郭」です。
歴史的にも大切な場所の五稜郭は周辺をお堀に囲まれ、「五稜郭公園」と呼ばれ親しまれています。
春に見事な桜が咲き乱れる五稜郭公園の見どころについて、2020年のイベント時期やアクセス情報など、桜の写真と一緒にご紹介します。
目次
- 1函館戦争の舞台となった、国有財産・北海道遺産に認定されている由緒ある公園
- 2北海道・五稜郭公園の見どころは?
- 3絶景を見るためのベスト時期・時間帯やアクセス方法は?
函館戦争の舞台となった、国有財産・北海道遺産に認定されている由緒ある公園
上空から見ると星型に見えることから「五稜郭」と名づけられているこの場所。1868年から始まった戊辰戦争の終結の場として函館戦争が勃発し、新選組の土方歳三をはじめ、多くの人が命を落としました。
いまも歴史にその名が刻まれている五稜郭公園は、1914年から一般開放が行われ、北海道を代表する観光地のひとつに。文化庁所管の国有財産であり、北海道遺産にも選定されている由緒ある場所となっています。
役所として使用されていた函館奉行所、五稜郭の築造100周年記念として建設された五稜郭タワーなどの見応えある建造物にくわえ、カフェスペースや北海道名物・ジンギスカンを楽しめるコーナーも。
春は桜、夏は緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季折々の自然を存分に感じられる公園として、市民の憩いの場所となっています。
北海道・五稜郭公園の見どころは?
五稜郭公園は、豊かな自然に恵まれた桜の名所と呼ばれ、お堀の両側に沿ってズラリと桜の木が並んでいます。五稜郭公園を彩る桜の数はおよそ1,600本にものぼり、咲き乱れる品種はソメイヨシノやナデン、カンザンやフゲンゾウなども。
全景を見たいかたは、五稜郭タワーに登ってみましょう。高さ約100mのタワーにある展望台では、90mの高さから絶景を見下ろすことができ、ピンク色に染まった五稜郭をじっくり眺めることができます。
北海道は九州や本州に比べて見ごろとなる時期が遅めのため、お花見の時期を逃してしまったかたはぜひ訪問したいところ。
ゴールデンウィークでも桜を見ることができるため、ゆったりと、北海道旅行の計画を立ててみるのも良さそうです。
Page: 1 2