日本にきた外国人が「ありえない!」と思った5つのナゾ

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諸外国に旅行で遊びに行くと、自分の国と異なる文化や風習に直面して、驚いてしまう瞬間が多々ありますよね。

例えば、トイレで紙を流してはいけないところがあったり、まさにそのギャップを味わう瞬間こそが、海外旅行の醍醐味のひとつでもありますが、逆に日本に来た外国人にとっても、日本が不思議な国に映る瞬間もあるはず。

そこで今回は、日本に比較的長く滞在した経験のある外国人に、日本で驚いた文化や風習を聞きました。

日本のカルチャーに対して「どうして?」と不思議に思った瞬間を聞きましたので、いつもとは違う視点から日本の意外な一面が見えてくるかもしれませんよ。

集まりに参加しないと微妙な雰囲気になるのはなぜ?/イギリス出身

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日本の人たちに溶け込みたいと、積極的に地域のイベントに参加するイギリス出身の男性の意見です。

趣味も兼ねてフットサルの集まりにも参加している人ですが、例えば定例会や食事会に「今回はやめておく」と参加を見送ると、別に毎回出なくてもいいはずなのに、「外国人はやっぱりドライだ」といった空気になるといいます。

もちろん、いった相手も、別に嫌味でいっているわけではなかったそう。むしろ冗談風に、周りを笑わそうとして口にしていたそうですが、少し引っ掛かりがあったといいます。

そのイギリス出身の男性は、「行きたければ行けばいいし、行きたくなければ行かなくていい。別に参加率が自分のやる気の証明ではないはずなのに、べったりした付き合いが忠誠の証みたいになってしまう日本人の人間関係が、窮屈に感じる瞬間もある」といいます。

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確かに日本には、「付き合わない・顔を出さない=ノリが悪い」というイメージがあるかもしれません。


変な例ですが、学生時代に友人と一緒にトイレへ行く「連れション」ですら、やはり断れば人間関係に微妙な影響が出てくるような雰囲気がありました。

日本で育った生粋の日本人として、筆者自身にもこの「断る=相手に悪い」という感覚が抜けない自覚があります。

例えば、海外取材で滞在している国で、歓迎の意味を込めて現地の人から何かの催しや飲み会に誘われると、断れない自分がいます。

「面倒くさいな」「疲れたな」と感じていても、思い切って「Thank you, but〜(ありがとう。でも〜)」と、いえない自分がいるのですね。行きたくないときは「仕事がある」などと適当な理由をつくって断りがちです。

しかし、変な言い訳をせずに、ただシンプルに「行かない」といえる素直な「強さ」を身に着けたいです。

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