蒸溜所併設ダイニングバー「常陸野ブルーイング 東京蒸溜所」で熟成を学ぶ

こんにちは、善知鳥いおです。ウイスキーを学ぶ連載も6回目!もうすぐで1年が経ちます。最近は、いろんな種類のなかから自分の好みを選べるようになってきました。

ウイスキーとクラフトジンが楽しめる!蒸溜所併設の「常陸野ブルーイング 東京蒸溜所」

今回お邪魔するのは、秋葉原駅の高架下にある「常陸野ブルーイング 東京蒸溜所」。日本酒やクラフトビールを手がける、茨城県の「木内酒造」直営のダイニングバーです。

木内酒造の本拠地、常陸野の職人技術を発信する「常陸野クラフト」がコンセプト。人気ブランド「常陸ネスト」のクラフトビールやウイスキーやクラフトジン、リキュールが味わえます。

店内には蒸溜所が併設されていて、実際に2020年4月以降には、こちらでスピリッツを製造されるのだそう。実際の設備を眺めながら、お酒が飲めるなんて……ときめいちゃいますよね。

スピリッツを蒸留しているエリアを見学!

乾杯の前にちょっと蒸留エリアを見学!ということで、スタッフさんに案内してもらいました。

スタッフ

当店では、スピリッツを作るために本格的な蒸留機があって、連続式蒸留ができるんです。

善知鳥

ん?連続式蒸留ってなんですか?

スタッフ

スピリッツを作るとき、蒸留方法は大きくわけて「単式蒸留」と「連続式蒸留」の2種類あります。

「単式蒸留」はテキーラや泡盛など、「連続式蒸留」は甲類焼酎やウォッカなどで使われる方法です。ウイスキーは種類によって違って、「連続式蒸留」はグレーン・ウイスキーを作るときなどに用いられます。

スタッフ

木内酒造では2016年からウイスキーの蒸留をはじめて、ブレンドや樽熟成などさまざまなウイスキーに挑戦しています。

ウイスキーの蒸留をはじめたのは、ビールの醸造には適さない規格の麦をウイスキーの原料に使えるのでは、と考えたのがきっかけ。地元農家と契約して、ウイスキー用の国産大麦の栽培するほか、国産のビール麦や米をウイスキーの原料に使ったり、環境問題にも取り組んでいるんですよ。

善知鳥

おお〜、熟成も進んでくるこれからが楽しみですね。

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