2020年もついに4月。今年はオンライン入社式や個別入社式など、さまざまなかたちの入社式が各地で行われました。いよいよ社会人!とドキドキハラハラしているかたも多いことでしょう。
そんな不安な気持ちを和らげてくれるのが、そう、オカンやオヤジ、バァちゃんジィちゃんなどから送られてくる「仕送りBOX」です。
ボックスを開けると、そこには地元の懐かしい味やレトルト食品がギュッと詰まって…はいるのですが、「これ、いらんっていったじゃん!」みたいなアイテムも、はいってませんか?
オカンにお礼の電話をしつつ「これどうするの、食べきれないからいらないよ!」なんていうと「何いってんの!会社のひとや近所に配んなさい!『お世話になってます』っていうのよ!」なんて返される。つまりオカンは地元の銘菓などを使って会話の糸口・テーマを送ってくれているのです。
そこで今回は「あー、これオカンに持たされた!」と懐かしく思い出す、「全国各地のオカン手土産」をTRiP EDiTOR編集部で調査、まとめてみました!
埼玉のオカン、何を持たす?
実際にライター・ミズサワが埼玉出身の先輩から会社でいただいたことがある「黒胡椒せんべい」ですが、これは大変なシロモノですよ。一瞬でビールが消えますし、マヨネーズを付けたらスルメ並に飲めます。
「うまい、うますぎる」でお馴染みの「十万石まんじゅう」も、その知名度から「これ持ってけば大丈夫!」とオカンの信頼を得ているそうです。
神奈川のオカン、何を持たす?
神奈川県川崎市出身のミズサワ、オカンから「会社にこれ持ってき!」と霧笛楼のオシャレなお菓子を持たされると「川崎出身なのに横浜ぶってスマンな…」と思うのです。許してください、川崎は元祖ニュータンタンメンぐらいしか誇れるものがないのです。(個人の意見です)
小分けしやすく比較的日持ちする鳩サブレーも、神奈川定番のオカン手土産ではないでしょうか。
愛媛のオカン、何を持たす?
愛媛出身であればミカンは定番、到底ひとりでは食べきれない量が箱で送られてくるそう。またミカンに対しても細かなこだわりがあるそうで、今回話を聞いたかたは「オカン、ミカン送ってくるなら“せとか”か“甘平”にしてくれ」と、ご立腹。
ただ美味しいミカンではなく、ブランドまで指定するところが愛媛県民らしさと感じました。ちなみに「ポエムは“博多通りもん”みたいで美味い!」とのこと。ぜひ一度食べてみたいですね。
奄美(鹿児島)のオカン、何を持たす?
沖縄のイメージがあるタンカンですが、実は鹿児島県の奄美や種子島など離島をメインに作られているんだとか。「奄美タンカン」は2月~3月中旬ごろがシーズンなので、ちょうど上京時の仕送りBOXに仕込まれていそうですね。
「TULIP(チューリップ)」はスパムに似たポークランチョンミートで、奄美ではよく食べられているのだとか。もらったら嬉しいオカン手土産ですね。
あまり聞き慣れない「がじゃ豆」「ごまざた」「まめぼっくり」は、地元住民に親しまれているローカルスイーツ。シンプルな味付けで一口かじれば懐かしい気持ちになりますよ。
北海道のオカン、何を持たす?
羨ましいほど名産品が豊富な北海道ですが、オカンが仕込む手土産には有名どころを押さえつつ地元ならではの懐かしいものまでラインアップ。
パンというより、おまんじゅうに近い半生菓子の「月寒あんぱん」は、人気マンガ『ゴールデンカムイ』にも登場しています。
今回は、いくつかの都道府県からピックアップして「あ〜、これ持たされたわ!」と懐かしくなる「オカン手土産」をご紹介しました。「この県民ならこれだった!」「この県ではこれもある!」という方は、ぜひ下部のアンケートで教えてください。次回の記事にてご紹介します!
あなたの仕送りBOXに入っていた「オカン手土産」はなに?
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