ブーム再燃の予感。コロナ禍のいまこそ復活させたい「ドライブインシアター」

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巨大な駐車場にスクリーンを配置し、車に乗ったまま映画を鑑賞できる上映施設「ドライブインシアター」。アメリカ発祥で1950~60年にブームとなったこの鑑賞スタイルが、新型コロナウイルスで映画館に足を運ぶことができないいま、再び注目を浴び始めています。

そしてこの度、シアタープロデュースチーム「Do it Theater(ドゥイット・シアター)」がその実現を目指し『ドライブインシアター2020(Drive in Theater 2020)』プロジェクトのクラウドファンディングを開始しました。貴重な経験となりそうな企画の内容を、早速チェックしてみましょう!

感染予防の意識を高めながら、カルチャー活性化へ

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子ども連れの家族レジャーや若者たちのデートに人気を博したドライブインシアター。日本でも90年年代に流行し、多くの人々を魅了しました。しかし、2010年には大磯ロングビーチのドライブインシアターが閉館。以来、現在国内で体験する方法はほぼありません。

日本では残念ながら根付くことがなかったこの形態は、いまも多くの映画や映像のなかでモチーフとして登場していることもあり、日本の映画ファンからは根強く復活を期待されています。

そんななか、新型コロナウイルスにより日本以上に自粛や休業が相次ぐ海外において、ドライブインシアターが「安全に映画に触れられる方法」として再注目を集め始めています。

ドライブインシアターは屋外での実施と車内での鑑賞という形式のため、不特定多数の他者との近距離接触をしないことが評価され、特に息抜きが必要な子ども連れのファミリー層に人気となったのです。

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そこで、このスタイルを日本で再び現実にしようとしているのが、これまでの概念に囚われないシアターやカルチャーの創造を目指しているシアタープロデュースチーム「Do it Theater」です。

「新しいシーンはシアターからはじまる」をスローガンに掲げ、2014年秋に『ドライブインシアター 浜松』で手がけて以来『ドライブインシアター相模湖』『MINI ドライブインシアター』『Suchmos Drive in Theater』、Amazon Prime Videoオリジナルコンテンツ『バチェラー・ジャパン』でのドライブインシアターデートなど、日本におけるドライブインシアター復活に尽力。数々の国内ドライブインシアターを作り上げてきました。

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今回企画された『ドライブインシアター2020』では、外出自粛という状況でも、車に乗ったままの鑑賞というドライブインシアターの形式上、安全性高く映画体験ができるのが最大の特徴。


今は日本になくなった文化を体験しながら、充分な距離を取ることで「ソーシャルディスタンス」の重要性の意識を高めることにもつながります。

このクラウドファンディングでは、自粛中のエンターテインメント業界のなかでも特に苦境を迎えている「ミニシアター」を応援するためのドネーション施策も同時に展開。チケットを購入するだけでも、代金の一部が寄付となることも見逃せません。

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オリジナルグッズにもセンスが光るものばかり。シンプルなオリジナルTシャツには、このプロジェクトに賛同している映画監督、アーティスト、文化人らの手書きサインがレイアウトされています。

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まるで海外の映画チケットのような『ドライブインシアター2020』オリジナルデザインのステッカーセットも。手にするだけでワクワクしてしまいそうですね。

『ドライブインシアター2020』のクラウドファンディングには、今後のドライブインシアター実施・継続も目的とされているため、これをきっかけに、再び日本でドライブインシアターの盛り上がりが見られるかもしれません。

外出の自粛だけでなく、心を潤すエンターテイメント体験の場を奪っていくコロナウイルス禍。いまこそ、知恵を使ったエンターテイメントの力が求められています。ぜひドライブインシアターの実現に向けて、応援を寄せてみてはいかがでしょうか。

  • Do it Theater presents Drive in Theater 2020
  • 大磯ロングビーチ第一駐車場
  • 開催日時:2020年5月以降開催予定
  • クラウドファンディングページ
  • 参加方法 : 5月以降に開催情報と共に発表
  • source:PR TIMES
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
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