少しずつ気温も下がり、全国的に本格的な秋を迎えましたね。秋といえば、美しい紅葉スポットへお出かけしたくなる季節です。
日本にはさまざまな紅葉名所が点在していますが、今回はドライブにも最適な滋賀県の「メタセコイア並木道」をご紹介していきます。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
約2.4kmにわたって続く紅葉の街路
滋賀県高島市マキノ町にある「メタセコイア並木道」は、なんと約2.4kmにわたって両わきに紅葉が植えられた街路が続きます。
ここに植えられているのは「メタセコイヤ」。別名を「アケボノスギ」とも呼び、成長すると高さ約25~30mにもなります。紅葉の色も少し変わっていて赤茶色になるのが特徴です。
約500本ほど植えられており、紅葉のシーズンになると道路を赤茶色のメタコセイヤが覆い、その光景は迫力満点。圧倒されること間違いなしです。
その素晴らしさは、新・日本街路樹百景にも選定されているほど。ただし街路であるため夜はライトアップされず、街灯があるものみなので注意しておきましょう。
メタセコイア並木道を訪れるのにベストな時期は?
例年の見ごろ:11月中旬~12月上旬
メタセコイア並木道で紅葉を楽しむには、例年11月中旬~12月上旬がベストです。しかし、ここの楽しみは秋だけではありません。
冬になるとメタコセイヤは葉がすっかり枯れ落ち、枝だけになります。その様子はまさに枯山水のごとく、紅葉とは違った魅力があります。
とくに雪が降ると、道路や周囲の山々が白く染まり、その光景と枯れたメタコセイヤが絶妙なコントラストを楽しめますよ。
メタセコイア並木へのアクセス方法
アクセスは、JR湖西線「マキノ駅」からマキノ高原線バスに乗り、約6分~20分の「マキノピックランド」で下車してすぐ近くにあります。ただし、マキノ高原線は時計回りと逆時計回りがあり、時間が異なるため注意が必要です。
自動車では、名神高速道路京都東ICから西大津バイパス・湖西道路経由で161号線沢ランプ下車して約90分で到着します。
2023年のシーズン情報(入場料・営業時間)
街路であるため、料金などはありません。近くには人気のカフェなどもあり、人気のスポットとなっています。しかし、道路であることを忘れずに、ルールを守って楽しむことが大切です。
ほかの人の迷惑になるため路上駐停車は絶対に禁止。生活に欠かせない道路であるため、歩行者に注意した上で、安全運転を心がけましょう。
- メタセコイア並木道
- 滋賀県高島市マキノ町牧野
- 公式サイト
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- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
- ※一部情報を更新しました(2023/11/7)