秋色の絶景に心惹かれる。宮城県「鳴子峡」の紅葉で秋を満喫

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新幹線も通る古川駅があり、東北屈指の交通要所である宮城県・大崎市。豊かな自然に恵まれ、温泉地として著名な鳴子温泉郷を持つ大崎市では、秋の紅葉時期には美しい絶景が広がります。

そんな大崎市の名所といえば、深い谷にかかる橋が印象的な鳴子峡です。名所ぞろいの東北でもトップクラスの観光スポットとして大人気の「鳴子峡」について、見ごろやアクセス方法をご紹介します。ぜひ、アフターコロナ後の旅行計画の参考にしてみてくださいね。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

宮城県大崎市「鳴子峡」の見どころは?

国指定文化財のひとつ「名勝」にも選ばれている、一生に一度は見ておきたい日本の絶景・鳴子峡。大谷川が花淵山を侵食し、大きな谷が形作られています。その落差はおよそ100m、長さは約2.5kmにもおよぶダイナミックなスポットです。

一帯は山形県・秋田県・岩手県、そして宮城県の4県にまたがる山岳国定公園「栗駒国定公園」の一部でもあり、貴重な奇石や温泉などをはじめ、観光でも自然の恵みがたっぷりと堪能できる地域です。

谷には立派な森林が生い茂り、春と夏の新緑もさることながら、秋の目にも鮮やかな紅葉に染まった姿は、この世のものとは思えない美しさ。この光景を求めて、県内外より多くの観光客が訪れるのです。

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10月に入ると、徐々に紅葉が始まる鳴子峡。例年10月中旬~11月上旬にもなると、見渡す限りの大峡谷が燃えるように色づきます。一帯では、ウリハダカエデやイタヤカエデ、タカノツメなど、多くの品種を確認することも。

鳴子峡といえば深い谷にかかる橋が印象的に思い出されますが、この「大深沢橋」から下をのぞき込むと底まで見え、自然の驚異を肌で感じられること間違いなし。紅葉の葉だけでなく、合間に見える奇石もまるで絵画のように美しく、風景の趣きを盛り上げてくれます。

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歩いてゆっくりとめぐりたいかたは「大深沢遊歩道」へ。約2.2kmほどのほど良い距離で、もちろん紅葉の木々もばっちり見ることができるため、散策にぴったりのコースですよ。

絶景を見るためのベスト季節・時間帯やアクセス方法は?

おすすめの見ごろ:例年10月下旬~11月上旬

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吸い込まれそうな深い谷と、赤や黄色に加え、常緑樹の緑も絶妙に混ざり合った紅葉を見ることができる鳴子峡は、シーズン中に何度も訪れたくなってしまう魅力がある場所。そんな鳴子峡が最も見ごろを迎えるのは、10月下旬から11月の上旬にかけての時期です。


鳴子峡遊歩道にある「鳴子峡レストハウス」では、ベストといえる角度から鳴子峡の光景を見ることができます。軽食やお土産も購入できるため、一休みにもぴったり。JR陸羽東線に乗車すると、電車に乗って鳴子峡の紅葉の中を進んでいくこともできますよ。

見ごろの時間帯:早朝からお昼にかけての時間帯

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山に囲まれた峡谷という場所柄、暗くなってからの暗い道の散策は危険も伴う可能性が。鳴子峡を存分に満喫したいかたは、なるべく早朝からの行動がおすすめです。何より、朝日に照らされた紅葉の峡谷は、筆舌に尽くし難い美しさです。

どうしても夕方から夜になってしまうというかたには、遊歩道の場所によって、期間限定で夜間に大深沢橋のライトアップが行われていることもあります。ひっそりと浮かび上がる橋を眺めたら、日本の悠久の歴史を肌で感じられそうですね。

おすすめのアクセス方法: JR陸羽東線・中山平温泉駅で下車

鳴子峡へのアクセスは、東北新幹線の古川駅で下車後、JR陸羽東線に乗って中山平温泉駅を目指します。中山平温泉駅から鳴子峡までは約4kmほどのため、お散歩を兼ねて徒歩で向かってみてもほど良い距離となっています。

紅葉の見ごろの時期のみ、鳴子温泉駅間までの期間限定・臨時バスが出ているため、そちらを利用するのもおすすめです。バスの場合、約5分ほどで到着が可能となっています。

車でアクセスする際は、鳴子峡周辺にさまざまな有料・無料の駐車場が点在しているため、目指す地点に合わせてチョイスを。紅葉のシーズンはやはり大変な混雑となるため、できる限り密を避けた移動を心がけたいですね。

自然が作り出した芸術の極みといえる、見事な絶景を目の当たりにできる宮城県の鳴子峡。ダイナミックな大パノラマで迫る峡谷の紅葉を、ぜひ目にしてみてはいかがでしょうか。

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