大きく富山湾に面した海と、剱岳をはじめとした雄大な山々に恵まれた富山県。北陸新幹線により首都圏からもアクセスの良さが増した富山県には、見逃せない大自然の絶景スポットが数多くあります。
なかでも、標高3,000m級の高山が並ぶ北アルプスを要し、世界でもトップクラスの山岳観光ルートである「立山黒部アルペンルート」では、まるでスイスの山奥を彷彿とさせる壮大な光景を目にすることが可能です。
そこで今回は、自然が創造する見事なスポットのうち、必見の4ポイントをご紹介します。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
湖にダムに温泉と絶景と日本一の連続を体感
立山室堂平
立山黒部アルペンルートを代表する観光拠点の「立山室堂平」。標高が2,450mあり、9月中旬からスタートする紅葉は日本最速と有名です。
眼前にはさらに高い3,000m級の山々が連なり、まさにアルプスという響きがぴったりな世界が広がります。
立山室堂平の山頂と麓には1,975mの標高差があり、地点によってさまざまな色づき方の違いを見ることが可能です。
立山黒部アルペンルートの公式サイトには山々をリアルタイムで中継するライブカメラもあり、自宅から立山室堂平の紅葉を垣間見ることもできますよ。
また、2,410m地点にある日本最深の高山湖「みくりが湖」には、日本最高所の内湯である「みくりが池温泉」があり、地獄谷から湧く100%かけ流しの源泉を堪能することができます。宿泊スペースやお食事処もあり、多くの観光客でにぎわうスポットです。
- スポット詳細記事
- >>>北アルプスの絶景を独り占め。日本一の高所にある「みくりが池温泉」
雲海
大海原のように広がる雲の海を見下ろすことができる現象「雲海」も、非常に多く見ることができるのがこの地域の魅力ポイントのひとつ。6月を過ぎると一気に雲海発生率が上昇し、50%以上の確率で毎日のように出現するとのこと。
紅葉に染まった峰々が隙間から顔をのぞかせる「雲海と紅葉のコラボレーション」が起きるのは、まさにいまだけ。どちらか片方だけでも絶景となる紅葉と雲海、合体したときの神々しさは筆舌に尽くし難い光景です。
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