東京・下北沢で天然温泉?露天も楽しめる旅館「由縁」が新オープン

image by:由縁別邸 代田

仕事に、趣味にと忙しい現代人。疲れを癒したく温泉を求めても、なかなか旅行の時間が取れないことが悩みのタネ。

そんなニーズを捉え、2019年5月、新宿にオープンして以来、都心部で天然温泉を堪能できることから注目を集めた「ONSEN RYOKAN 由縁」。

そんな「由縁」の新展開として、2020年9月に東京・世田谷代田に温泉旅館「由縁別邸 代田」が開業しました。また8月には北海道・札幌に「ONSEN RYOKAN 由縁 札幌」も開業。今回はこの2施設の魅力を、それぞれご紹介します。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

日帰り温泉としても利用できる、都心の温泉宿「由縁別邸 代田」

image by:(C)Nacasa&Partners

下北沢駅と世田谷代田駅の間に位置する住宅街に、今年9月にオープンした温泉旅館「由縁別邸 代田」。割烹茶寮を備えた温泉露天風呂が楽しめる、新たな癒しスポットです。

同施設は歴史ある日本家屋や緑が残る穏やかな環境が特徴で、箱根の温泉が楽しめる露天風呂付き大浴場、割烹、茶寮、SPAと、その内容も盛り沢山。

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「まちに昔からあり、まちの景色の一つになっている屋敷の佇まい」をコンセプトに上質な和の空間を表現。さらに、世田谷で築100年以上の歴史を持つ茅葺屋敷より建具や景石を譲り受け、共用部の欄間や引き戸、敷石など随所に転用しています。

非日常の空間ながらどこか心が落ち着くのは、こうした細部の工夫も要因かもしれませんね。

全35室ある客室は、19平方メートル〜32平方メートルの7タイプ。独特の表情を持つ板間や畳間等、手や足で触れたときの心地よさを大切にした空間になっています。

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低座イスや低いベッドなど現代人の生活に合わせたモダンな造りではありますが、旅館らしさは外さないよう、簾戸(すど)や「なぐり加工」を施した床材など、職人の手仕事も感じられます。


周辺のまちあるきにも利用できる雪駄と浴衣、そして地元のお店のお菓子とお茶もお部屋に用意。都会にいながら温泉街に訪れたような旅気分を十分味わえますね。

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1階には小さな庭にヒバの露天風呂を設けた露天風呂付きデラックスツインルームが2部屋あり、2階の客室からは世田谷の屋敷林の緑地や、趣向を凝らしたを望めます。(※客室露天風呂のお湯は温泉ではありません)

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気になる大浴場には、箱根「小田急 山のホテル」の自家源泉から運ぶ温泉露天風呂が。浴槽の前に広がる庭と、富士山の水音のBGMとともに、ゆったりとした癒しの時間を過ごすことができます。

ちなみに女湯ではオリジナルアロマによるミストサウナ、男湯にはドライサウナと巨大な石から削り出した水風呂も設置されていますよ。

「割烹 月かげ」image by:(C)Nacasa&Partners

お風呂上がりの食事は、代田の地で晩年を過ごした歌人・斎藤茂吉の料理歌集『つきかげ』から命名した「割烹 月かげ」と「茶寮 月かげ」で。

「割烹 月かげ」では、世田谷の農家から仕入れた野菜などを使った和食料理を、庭を眺めながらゆったりと。

「茶寮 月かげ」image by:(C)Nacasa&Partners

「茶寮 月かげ」では下北沢のお茶の名店「しもきた茶苑大山」の茶葉を使ったオリジナルドリンクを、「由縁別邸 代田」特注の茶器で味わうことができます。

また大浴場は飲食とのセットで、日帰りでも利用可能です。

日帰り温泉の利用は飲食とセットのプランのみで、日帰り温浴+茶寮2,700円〜、日帰り温浴+割烹ランチ4,900円〜、日帰り温浴+割烹ディナー11,300円〜(いずれも税サ込、別途入湯税150円)の3つから選ぶことができます。

なお、現在は新型コロナウイルス予防の観点から、安心、安全に利用できるよう、公式サイトと電話での事前予約制になっているのでご注意を。

  • 由縁別邸 代田
  • 東京都世田谷区代田2-31-26
  • 下北沢
  • 公式サイト

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