まさか国民の義務!?長期休暇にチェックしたい、海外の「お掃除」事情

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まもなく一年に一度の大型連休「ゴールデンウィーク(GW)」がやってきますが、うまく休みをとることができれば2021年は最長で11連休になるみたいです。カレンダー通りだとしても、5月1日(土)〜5月5日(水)までの5連休を楽しむことができますね。

そんな待ちに待ったGWですが、2020年に引き続き今年も新型コロナウイルスの影響で海外旅行に行くこともできない状況が続いています。そんなときだからこそ、おうち時間を有効に使ってみませんか。

コロナ禍により自宅で過ごす時間が増えたかたも少なくないはず。でも、おうち時間が長くなったからこそ、やらなきゃいけないとわかっていても、家の掃除がおろそかになっている…なんてこともあるのではないでしょうか。

今回は海外の「大掃除」についてご紹介していきます。大掃除といえば日本では年末に行うことが通例とされていますが、必ずしも年末にやらなくてはいけない行事ではありません。

もしも「せっかくのGWなのにすることがないな…」というときは、海外の大掃除事情を参考にご自身の自宅もリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

幸運を呼び込むために家の壁や床などを洗う/タイ

タイの「ピピ諸島」image by:Shutterstock.com

冒頭でもご紹介した通り、大掃除といえば日本では年末に行います。新年を迎えるにあたり、年末の一大行事のひとつでもありますよね。

いまの時代は、年末年始の休みがスタートしてから始める人がほとんどだと思いますが、もともとの話でいえば、神社仏閣などで12月13日に行われていた「すす払いの日」を一般の人たちが真似したところから日本の大掃除の歴史は始まったと、されています。

しかし、大掃除を年始の正月にする国もあります。例えば、日本と同じアジアに属する仏教国のタイ

タイではチャントラカティ(タイの旧暦)の新年に、有名な水掛け祭りが行われます。現地の言葉で「ソンクラーン」といい、アジア最大の水掛け祭りとして、世界中から観光客も集まっています。


タイの「ソンクラーン」image by:Shutterstock.com

もともとは仏像や仏塔、年長者の手に水をかけて清めるといった風習がスタートとなっているように、お清めが本来の目的です。

ソンクラーンの盛大な盛り上がりがチャントラカティ(タイの旧暦)の新年である4月13日〜15日(政府によって固定され、祝日とされた)の3日間、見られる一方で、ハーブを混ぜた水がお寺や仏像に掛けられます。

同じ時期に、家を大掃除する人もいます。新年に幸運を呼び込むために、家の壁や床などを洗う人が多いみたいですね。

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