コロナ禍の強い味方。疫病退散の妖怪「アマビエ」にまつわる全国の神社16選

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2020年初頭から世界中に広まった新型コロナウイルス。海外への渡航が禁止になり、世界中の大都市がロックダウン、日本でも緊急事態宣言が出されるなど、いままでに経験したことのない大規模なパンデミックとなりました。

日本での感染が広がったころと同時期に、SNSで一躍脚光を浴びたのが「アマビエ」。Twitter(ツイッター)やInstagram(インスタグラム)などで、目にしたかたも多かったのではないでしょうか。

疫病退散を願って日本中のあちこちで描かれるようになったこのアマビエ。今回は、アマビエとはなにか?そしてアマビエに関連する日本の神社をいくつかご紹介していきます。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

まずはおさらい!アマビエとはなに?

image by:『アマビエ(アマビヱ)の図』(京都大学附属図書館所蔵)を改変(※当該画像ファイルを複製したうえで、周辺画像を削除), Public domain, via Wikimedia Commons

いまやSNS上のみならず、神社の御朱印、感染拡大防止を呼びかける政府のポスター、老舗の和菓子店の商品にまで登場するアマビエ。新型コロナウイルスが広がる以前はそれほど有名な妖怪ではなかったものの、一気に知名度を上げましたね。

このアマビエ、最初に登場したのは江戸時代末期ごろとされています。

現在の熊本県沖にアマビエが突如現れ、「豊作が続くけれど同時に疫病も流行る。私の絵を描いて人々に見せなさい」と予言を残して去っていったという伝説が残されています。

日本の言い伝えや昔話のなかには「妖怪」という人間以外のものが頻繁に登場し、時を超えて伝え残されていますよね。

カッパ、天狗、座敷わらし…人にいたずらをする妖怪もいれば幸せを運んでくれる妖怪もいます。アマビエは「疫病退散」に一役買ってくれる妖怪ということで2020年に大ブレイクしたという訳ですね。

アマビエに関連する全国の神社16選

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未曾有のパンデミックの最中にあり、知名度をぐんぐん伸ばしていったアマビエ。感染症から身を守ってくれる護符のようなイメージで受け取られたアマビエは、日本のあちこちの神社で御朱印護符に描かれたりしています。


あなたの街の近くにもアマビエの御朱印がいただける神社があるかもしれません!ぜひチェックして行きましょう。

札幌祖霊神社/北海道札幌市

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北海道一の夜の街、すすきのにご鎮座している「札幌祖霊神社」では、アマビエの御朱印がいただけます。さらにアマビエだけでなく、アマビエと同一とされる妖怪「アマビコ」の印も一緒になったスペシャルバージョン。アマビエ様、アマビコ様に守ってもらえるような気持ちになりますね。

江別神社/北海道江別市

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北海道屈指のパワースポットとして知られる「江別神社」でもアマビエの御朱印がいただけます。病気平癒にご利益のあるオオクニヌシノミコトが御祭神としてお祀りされているので、疫病退散を願うにはぴったりの神社です。

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