おどかすだけじゃない!世界の面白い「しゃっくり」を止める方法3選

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友だちの名前を唱える/ロシア

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英語圏の人を対象とするロシア語の語学学校「ENJOY RUSSIAN」のホームページには、「HOW TO STOP HAVING HICCUPS? RUSSIAN SUPERSTITIONS」というコラムが掲載されています。

日本語にすれば、「どうやってしゃっくりを止める?ロシアの迷信」といった意味になります。

コラムによれば、ロシアでは「しゃっくりが起きる」=「いま誰かがあなたを思っている」という意味になるそう。

しゃっくりが起きたら、自分を思ってくれていそうな人の名前を次々と挙げていき、誰かの名前を口にした時点でしゃっくりが止まったら、「その人があなたを思っている」という意味になるみたいですね。

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この迷信、思えば筆者がロシア人たちとシェアハウスで暮らしていたとき、ロシア人がやっていたような気がします。とてもロマンティックだと、当時も思った記憶があります。

どうして友だちや知人の名前を挙げていけば、しゃっくりが止まるのでしょうか。

そのメカニズムには、数秒だけ息を止めることが関係しているのかもしれません。「誰かな、誰かな」と友だちの名前を次々と挙げていくうちに、いずれ出てくる名前も少なくなってくると思います。

最後の方は、友だちの名前を無理にでも思い出そうとしているはずです。頭を悩ましている最中は、息も止まっているかもしれません。

息を止めるとしゃっくりも止まるという考えは、さまざまな場所でいわれています。自分がどれだけ友だちや知人の名前を挙げられるのか、一度試してみると面白いかもしれませんね。

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