「噴水」に飛び込む／ウクライナ
ロシアと同じく、かつてソビエト連邦のひとつだったウクライナ。終業式→テスト→卒業式というスタイルは一緒だと、話を聞いたロシア人のひとりが教えてくれました。
しかし、ウクライナではロシアよりもちょっと変わった終業式の風習があるのだとか。
ロシアでも、学校でラストべルのセレモニーが終わると、まちの広場に歩いて出掛け、町中の人から「おめでとう」と声を掛けてもらうといいます。
ウクライナ（特に首都のキエフ）では街の広場（独立広場）に出かけて、広場にある噴水に正装のまま飛び込む伝統があるのだとか。まさに最初で最後の思い出づくりですね。
残念ながら筆者は直接、ウクライナ人から確かめられなかったのですが、調べるとAFP通信（フランス）の記事の日本語版に、同様の報道がありました。
学生ら噴水に飛び込み、大はしゃぎする様子が撮影された写真と、簡単なウクライナのラストベルに関する文章が掲載されています。
その記事には「毎年恒例」と書かれており、その意味でもロシア人の友人が教えてくれた情報には、ある程度の信ぴょう性がありそうですね。
ちなみに年ごろの男女が水びたしになるわけです。男女ともにお互いの姿を見て、ドキドキしちゃいそうですね。