恋愛のスタイルは実にさまざま。とくに生まれ育った国が違うと、恋愛事情も多種多様で人の数だけ恋模様があるといっても過言ではありません。
しかしながら最近では、新型コロナウイルス感染症の影響でパートナーとの関係に変化が生じたカップルも少なくないようです。
そこで今回は各国の外国人カップルにパートナーとの「関係性の変化」や「夜の性活」など、さまざまな恋愛事情についてお話を伺ってみました。自分とパートナーとの関係性と、どのように違うのか考えてみると、ふたりの仲がもっと深まるきっかけになるかも?
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
パートナーと仲良くなった?それとも…
新型コロナウイルスの世界的な流行から1年ほどが経過しましたが、いまではどのカップルもステイホームに慣れ、新しい生活様式も浸透しているようです。
自宅にいる時間が長くなったことにより、パートナーと一緒に過ごす時間が増え、いままでよりも仲良しになったというカップルも。しかし反対に、不安な状況のなかすれ違いがおこってしまったというケースも少なくありませんでした。
会話が増え、昔話をするようになった/韓国出身
「家で過ごすようになり、会話が増えました。あとお互いの昔の話をよくするようになり、文化の違いなどについても知る機会が増えたと思います」(韓国出身)
すれ違いが減った/イギリス
「コロナ前は仕事の関係で一緒にいる時間が少なかったのですれ違いもあったと思います。でも最近では、お互い家にいる時間が多くなったこともあり、コミュニケーションをとる時間が格段に増えたのでより親密になりました」(イギリス出身)
今回、お話を伺ったカップルの半数近くが「一緒にいる時間が長くなってパートナーと話す機会が増えた」とコメント。しかし一方で、慣れない状況のなか、ケンカが増えたり会話が減ってきたというカップルも少なくありませんでした。
ケンカが増えた…/アメリカ出身
「コロナで不安になったせいか2人の関係に少し溝ができてしまうことがありました。ケンカも増えたので、少し残念です」(アメリカ出身)
イライラしてしまう/アメリカ出身
「いままで経験したことのない状況に戸惑い、コロナ前まで穏やかに過ごしてきた毎日が一変してしまいました。お互いイライラしてしまい口喧嘩も多くなり険悪なムードも流れていました。でも、最近ではなるべく話をして、意思の疎通を図るよう努力をするようにしています」(アメリカ出身)
一緒にいるときは、パートナーなら何も言わなくても自分の気持ちをわかってくれている、と思ってしまうことがあります。しかしそれはあくまでも主観であって、きちんと相手に自分の意思を伝えたり、相手の気持ちを理解する配慮が必要ですよね。
相手にあまり干渉しない/ペルー出身
「コロナ以前はお互い仕事をしていて忙しく家には寝に帰るようなものだったので、顔を合わせるのは1日あたり数時間で会話も少なかったと思います。コロナで自分は失業しパートナーは在宅勤務となったので、1日中同じ空間に一緒にいるようになりました。会話は以前より増えましたが、お互いの時間も必要なので、あまり干渉しないようにしています」(ペルー出身)
一緒に暮らしていたとしても、「ふたりの時間」と「ひとりの時間」はどちらも必要不可欠。お互いの時間を持てるように、パーソナルな部分には干渉しすぎないというのも大事なことのひとつですよね。