「アンタ」って呼んじゃダメ!海外で日本人が言いそうな「NG」ワード

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シー!/韓国語

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皆さんはうるさいときに、なんといいますか?

例えば子どもを連れて、初めて海外旅行に出かけたとします。子どもの体力を考えて、飛行機の移動はできるだけ短くしようと、近隣諸国を旅先に選んだとしましょう。

近場の海外といえば、韓国などが適しているのではないでしょうか。

お隣の国ですし、東京や大阪などの大都市だけでなく、地方空港からも直行便が飛んでいます。近所の空港から2~3時間もあれば到着しますから、子連れでも十分に移動できますよね。

ただ、いくらフライト時間が短いといっても、子どもに機内での2~3時間は酷です。逃げ場のない機内、子どもはいつ着くのか分からずに、だんだん飽きてきて、騒ぎ始めるかもしれません。

日本から韓国へ向かう機内には、日本人だけでなく韓国人も多く乗っています。

親としてはなんだか申し訳なくなり、「静かにしなさい」という意味で「シー!静かに」などと思わず声をかけますよね。

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ただ、この日本語の「シー」は、韓国では要注意。場合によっては韓国語では違った意味に聞こえてしまうかもしれません。

実際には「シー」というより「シュイー」という響きが正解に近いですが、意味は英語でいうところの「wee」。幼児語で「おしっこ」という意味に聞こえる可能性があるのです。

座席の隣が日本人だったら、問題はないでしょう。しかし隣が韓国人だったら、「シー」を連呼していると、思わずその韓国人は驚いてしまう可能性があります。

人差し指を口元に当てて「静かにして」という動作で、誤解を与えずにすむかもしれませんが、万が一のことを考えてなるべく使わないほうがよいでしょう。

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